ディフィシル菌(C.difficile)は、他の Clostridium 属と性状が異なることから 2016年に Clostridium difficile から Clostridioides difficile に名称が変更されております。
2018年には C.difficile 感染症(Clostridioides difficile infection:CDI)の診断検査に関して、日本化学療法学会・日本感染症学会から「Clostridioides difficile 感染症診療ガイドライン」が提唱されました。
この中で、トキシンBの核酸増幅検査(nucleic acid amphlification test: NAAT)が実施出来ない場合や、院内感染が確認された際に培養検査の実施が推奨されております。
C.difficile を培養検査する際、通常は嫌気条件下にて培養をおこなう必要があります。
培養検査は他の検査方法よりも時間や手間を要するものの、菌株の解析に繋げられます。疫学調査をおこなわれる場合などで積極的に実施いただくことを推奨いたします。
2018年には C.difficile 感染症(Clostridioides difficile infection:CDI)の診断検査に関して、日本化学療法学会・日本感染症学会から「Clostridioides difficile 感染症診療ガイドライン」が提唱されました。
この中で、トキシンBの核酸増幅検査(nucleic acid amphlification test: NAAT)が実施出来ない場合や、院内感染が確認された際に培養検査の実施が推奨されております。
C.difficile を培養検査する際、通常は嫌気条件下にて培養をおこなう必要があります。
培養検査は他の検査方法よりも時間や手間を要するものの、菌株の解析に繋げられます。疫学調査をおこなわれる場合などで積極的に実施いただくことを推奨いたします。