最終更新日:
2022-11-30 15:01:41.0
カタログ発行日:2021/01
大切な水の管理に!
製薬用水の微生物測定は、水質の劣化を事前に予測して製品への影響を防ぐことが目的です。つまり、存在する微生物の全てを検出する必要はありませんが、成長の遅い微生物を考慮し、できるだけ広範囲の微生物を指標とするモニタリング手法が必要です。水の中で発育する微生物は栄養が少ない環境を好むことから、R2Aカンテン培地が選ばれました。R2Aカンテン培地の組成は水環境を考慮し、有機栄養分を抑え、溶性デンプンは発育に有害な物質の解毒と過酸化物の消去をします。損傷菌の回復をさせるためピルビン酸ナトリウムが配合されています。
この試験で検出する微生物は非常に発育が遅いので、培養時間が長い試験となります。所定の7日間で発育できない微生物も多く、培養時間を14日間に設定することも有効です。
お問い合わせ
※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。
関東化学株式会社 バイオケミカル部