関東化学株式会社

バイオケミカル部

クロモアガー総合カタログ

最終更新日: 2024-04-05 16:51:31.0

カタログ発行日:2024/02

関連情報

『クロモアガー シュードモナス』
『クロモアガー シュードモナス』     製品画像
シュードモナス属菌は、土壌、植物、淡水および海洋生息地に存在する偏在性の細菌です。
多くのシュードモナス属菌は低温で増殖することから、冷蔵保存されている食品や医薬品を汚染する可能性があります。これらの好冷性シュードモナス属菌は乳製品や卵、肉、魚といった食品の腐敗を引き起こしますが、食中毒の原因となることはほとんどありません。
一方で、シュードモナス属菌の中でも緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)は日和見感染症起因菌であり、感染防御能が低下したヒトに対して、敗血症や肺炎、創傷感染症、尿路感染症を引き起こします。本菌の伝播の多くが水と関連していることから、プールの水や温泉水、環境水の消毒効果を示す有効な指標となっています。
微生物検査用培地『クロモアガーVRE blue生培地』
微生物検査用培地『クロモアガーVRE blue生培地』 製品画像
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)はバンコマイシン耐性遺伝子を獲得した腸球菌です。このVREは健常者が保菌していても通常、無害・無症状ですが、術後患者や感染防御機能が低下した患者の場合、腹膜炎や肺炎などを起こすおそれがあります。特に、VanA、VanBタイプはバンコマイシンに対する耐性が強く、伝播しやすいため、院内感染対策の対象となっています。
『クロモアガー アイデンティフィケーション リステリア』
『クロモアガー アイデンティフィケーション リステリア』 製品画像
【特徴】
■CHROMagar Listeria上に発育した疑わしいコロニーから、Listeria monocytogenesを確認するための培地
■酵素基質により明確なコロニー色調を示し、簡便にListeria monocytogenesを確認

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微生物試験用培地『クロモアガー パスツレラ』
微生物試験用培地『クロモアガー パスツレラ』 製品画像
パスツレラ科菌は、多くのイヌやネコが口腔内常在菌として保有している細菌です。イヌやネコに咬まれたり、引っ掻かれることでヒトに感染し、呼吸器症状や皮膚病を引き起こします。また本菌は、ヒトだけでなくウシやウサギ、ニワトリなど様々な動物に対しても多様な症状を引き起こすことから、人獣共通感染症起因細菌として注目されております。
『クロモアガークロストリジウムパーフリンジェンス』
『クロモアガークロストリジウムパーフリンジェンス』 製品画像
Clostridium perfringens(別名:ウエルシュ菌)は嫌気性芽胞形成細菌で、土壌や河川、食肉等に広く分布している細菌です。しかし、一部のウエルシュ菌はエンテロトキシン産生能を保有しており、ヒトに対して下痢症等を引き起こします。ウエルシュ菌食中毒の原因食品として、学校給食や仕出し弁当、カレー等が挙げられ、毎年1000人以上が罹患する、注意すべき食中毒の一種です。
『クロモアガーエルシニアエンテロコリチカ生培地』
『クロモアガーエルシニアエンテロコリチカ生培地』 製品画像
Y.enterocoliticaは、Yersinia属の中でもっともよく見られる下痢原性食中毒病原菌のひとつです。いくつかの国では、本菌は急性細菌性胃腸炎の主要原因として赤痢菌をしのぎ、Salmonella属やCampylobacter属に匹敵するものとなっています。冷蔵条件下でも発育するため、食品安全性の観点から大きく問題視されています。小学校・中学校などの集団給食で発生した事例では患者数は100名を超し、ときには500名、1000名を超える大型中毒の発生例もあります。
分離培養用酵素基質培地『クロモアガー カンジダ プラス』
分離培養用酵素基質培地『クロモアガー カンジダ プラス』 製品画像
『クロモアガー カンジダプラス』は、カンジダ属菌の分離培養用酵素基質培地です。
カンジダ属菌の集落を特徴的な色で発色するため、集落の色、形状により、主要なカンジダ属菌に加え、C. aurisをスクリーニングすることができます。

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リステリアモノサイトゲネス用酵素基質培地 クロモアガーリステリア
リステリアモノサイトゲネス用酵素基質培地 クロモアガーリステリア 製品画像
リステリア症とは、リステリアモノサイトゲネスが原因で発症します。
また、乳幼児や高齢者などの抵抗力が弱い人に感染した場合、重症化しやすく、致死率が高い感染症です。
欧米ではリステリア症の大部分はリステリアモノサイトゲネスに汚染された食品の喫食が原因となっており、
食品中のリステリアモノサイトゲネスの検査が重要となっております。
『クロモアガーSTEC/SSエクストラ2分画培地』
『クロモアガーSTEC/SSエクストラ2分画培地』 製品画像
ヒトにおけるSalmonellaの歴史は、急性胃腸炎からSalmonella Enteritidisが分離され、その腸炎の原因と指摘されたことが始まりです(1888)。
本発見は単に食中毒菌としてSalmonellaを始めて分離したことだけでなく、いわゆる食中毒が細菌によって起こることを明らかにした医学史上不滅の業績といわれています。
クロモアガーマラセチア/カンジダ
クロモアガーマラセチア/カンジダ 製品画像
マラセチアは、ヒトを含む恒温動物の皮膚に常在する酵母です。通常は皮膚の正常フローラの中の寄生菌として存在していますが、しばしば皮膚疾患を引き起こすと言われています。マラセチアの大きな特徴は、脂質を要求することであり、脂質好性酵母とも呼ばれています。マラセチアはヒトの白癬、皮膚カンジダ症に次いで発生率の高い皮膚真菌症として知られる「癜風」の起因菌であり、またマラセチア毛包炎、マラセチア間擦疹、脂漏性皮膚炎やフケ症の発症に関与します。さらに、長期にわたる中心静脈栄養、特に脂質を含む高栄養輸液を受けている易感染患者(新生児患者)で深在性真菌症を引き起こすことが明らかになっています。さらに、アトピー性皮膚炎の増悪因子としても注目されています。マラセチアは、発育に脂質を必要とするユニークな栄養要求性をもち、本菌の培養には通常の培地にオリーブ油を重層した培地を用いていました。しかし、オリーブ油重層では目的菌の単離が難しいため、弊社では脂質成分をエマルジョンとして培地中に含ませた本製品をご提案しております。平板培地となったことにより、テープ法にも応用可能となり、非常に分離しやすくなっております。

サルモネラ分離培養用酵素基質培地『クロモアガーサルモネラ』
サルモネラ分離培養用酵素基質培地『クロモアガーサルモネラ』 製品画像
サルモネラはカンピロバクターや黄色ブドウ球菌と並ぶ代表的な食中毒菌であり、サルモネラ食中毒は事件数・患者数共に毎年上位の食中毒となってお ります。
サルモネラの検査は損傷菌の回復を行う前増菌培養、サルモネラを選択的に増やす選択増菌培養といった2段階の増菌培養後に寒天培地による分離を行います。
サルモネラを疑うコロニーが出現した場合はさらに確認試験を行うため、標準的な検査では判定まで約4日間を費やします。
クロモアガー E.coli
クロモアガー E.coli 製品画像
大腸菌・大腸菌群検査は食品の衛生指標菌として非常に重要です。大腸菌群の定義は「グラム陰性の無芽胞桿菌で、乳糖を分解して酸とガスを産生するすべての好気性または通性嫌気性菌」とされ、微生物の菌種を指定しないことが特徴です。食品が衛生的に取り扱われたか否かを判断する情報となったり、食品の種類によっては可食の判断情報となります。食品が衛生的に取り扱われていないと食中毒の原因となる細菌が汚染している可能性が高くなり、食中毒のリスクが高まります。
クロモアガー ECC
クロモアガー ECC 製品画像
大腸菌・大腸菌群検査は食品の衛生指標菌として非常に重要です。大腸菌群の定義は「グラム陰性の無芽胞桿菌で、乳糖を分解して酸とガスを産生するすべての好気性または通性嫌気性菌」とされ、微生物の菌種を指定しないことが特徴です。食品が衛生的に取り扱われたか否かを判断する情報となったり、食品の種類によっては可食の判断情報となります。食品が衛生的に取り扱われていないと食中毒の原因となる細菌が汚染している可能性が高くなり、食中毒のリスクが高まります。
カンピロバクター選択分離用培地『クロモアガーカンピロバクター』
カンピロバクター選択分離用培地『クロモアガーカンピロバクター』 製品画像
細菌性食中毒においてカンピロバクター食中毒は発生件数が最も多く、食中毒全体でもノロウィルスに次ぐ発生件数となっております。
食品検査ではカンピロバクターを選択増菌培養後に選択培地で分離します。カンピロバクターを疑うコロニーが出現した場合 は、さらに確認試験をおこなうため、判定まで約4~5日間を費やします。
また、カンピロバクターは微好気状態を好むので専用のガス発生器が必要です。
増菌培養には「71531 カンピロバクター用ストマック袋」を使用すると微好気状態を作れます。
黄色ブドウ球菌酵素基質培地『クロモアガースタッフアウレウス培地』
黄色ブドウ球菌酵素基質培地『クロモアガースタッフアウレウス培地』 製品画像
黄色ブドウ球菌はヒトの常在菌としても存在しており、健常者からも分離されます。
食品中で増殖した細菌が毒素(エンテロトキシン)を産生し、
この毒素を食品と一緒に食べることにより食中毒を起こします。

エンテロトキシンは熱や酸に強いため食品の加熱工程により菌が死滅して毒素が残留し、食中毒を起こします。
そのため、加工原料だけではなく、各加工段階での黄色 ブドウ球菌汚染を防ぐことが重要です。

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