多剤耐性緑膿菌(MDRP)は、緑膿菌に対し強い抗菌感活性が期待できるカルバペネム系薬やアミノグリコシド系薬、キノロン系薬などの抗緑膿菌薬3系統の抗菌薬に耐性を獲得し、現状ではサーベイランス体制の構築が急務であると考えます。アウトブレイク兆候を早期に発見するためには、継続的かつ積極的なサーベイランスを実施し、MDRPの検出動向を常に把握しておくことが不可欠と考えます。
継続的なサーベイには、簡便にMDRPを鑑別・分離培養できることが必要と考え、「クロモアガーMDRPスクリーン培地」をご提案いたします。本培地はMDRPを特徴的な"青緑色"のコロニーとして鑑別することが可能な酵素基質培地です。その他の微生物は、発育が阻止されるか、他の色調のコロニーを形成するため鑑別が容易です。
基本情報
<特長>
●多剤耐性緑膿菌(MDRP)が特徴的な青緑色のコロニーとして検出
●3剤(IPM、AMK、CPFX)耐性の緑膿菌を選択的に分離可能
●MDRP以外の高度耐性菌が発育することがあるが、異なる色調の集落を形成し、鑑別が容易
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
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ラインナップ
型番 | 概要 |
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72108 | クロモアガーMDRPスクリーン培地 10枚 |
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関東化学株式会社 バイオケミカル部