測距精度1mm、測角精度1秒の自動視準トータルステーションを使用し計測を行います。
●上下の2測点から傾斜変位を演算出力
橋脚の変状等で必要とされる傾斜角度値を、上下に配置したプリズムの座標値を演算する事により出力します。
●GNSSを使用する場合の利点
上空が開けている現場且つ広範囲を観測する場合に適しています。
GNSSでの計測は霧、雨、雪といった気象の場合も影響を受けないという利点があります。
●画面インターフェースと帳票
監視対象エリアの挙動を数値表示するだけでなく「平面ベクトル矢線表示」「断面沈下矢線表示」更には現在計測ポイントを現場平面図内にビジュアル表示します。
従来の点の動きから面的な動きを把握することが可能となりました。データは3次元座標値へ演算・処理され、多角的に計測対象物の変状を監視します。