カセットテープレコーダー・ビデオレコーダー等の一時停止装置への応用例をご紹介
カセットテープレコーダー・ビデオレコーダー等の一時停止装置に
SDC形ソレノイドを応用した例をご紹介します。
テープレコーダーやビデオレコーダーの使用中に一時的にテープの送りを
停止したい時に使われる装置で、回転駆動源の操作をせずに行われます。
本図はソレノイドが励磁され、ブレーキ板が送りローラから離れ、
駆動ローラによって 送りローラが回転している状態を示します。
一時停止の信号と共にピンチローラの解除によってテープの送りが停止すると
同時にソレノイドは励磁を解かれブレーキ板はスプリングの力によって
送りローラをロックします。
これによりテープの巻取りは止まりテープは完全に停止します。
しかしクラッチ機構により駆動ローラ及び連動ローラは回転を続け、
一時停止信号の解除によってソレノイドは再びブレーキ板を引き、
送りローラは回転を始めます。
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