DX-U1100シリーズは、NVIDIA(R) Jetson Nano(TM) モジュールを搭載し、実用性を重視した汎用の産業用エッジAIコンピュータです。2x Gigabit LAN、HDMI、2x USB、汎用I/O、RTC (リアルタイム/カレンダクロック) を搭載、柔軟な設置性と耐環境性を実現していますので、安心して実用アプリケーションに採用いただけます。 ソフトウェア環境は、Jetson開発者キットと同様にUbuntuをプレインストール、NVIDIA JetPack(TM) SDKが利用可能で、開発者キットで作成したアプリケーションを実行いただけます。 DX-U1100シリーズは、PCI Expressスロットモデルも用意しており、アナログ入力やシリアル通信ボードといった、当社の豊富なLow Profile PCI Expressボードによる機能拡張が可能です。 【主な特長】: ●NVIDIA(R) Jetson Nano(TM) 搭載のエッジAIアクセラレータ ●高信頼・長寿命部品を採用 ●2つのGigabit LANポートが異なるネットワーク階層を相互接続
近年、センシング技術およびそのデータを活⽤するIoT技術の発達により、⽣産現場において⾒える化が進んでいます。次の段階として、取得したデータを活⽤して⽣産性の向上に貢献することが必要です。すぐに思いつくのは、取得したデータを分析して設備保全に活⽤することです。
設備保全には保全のタイミングにより事後保全、予防保全、予知保全の3種類があります。故障後に修理する事後保全では⽣産計画への影響が大きいという問題がありました。また、予防保全では定期的な部品交換等のメンテナンスで安全マージンを設ける必要があるため、コストがかさむという問題がありました。これに対し予知保全では故障の予兆を読取り、⽣産計画への影響を最⼩限に抑え、かつメンテナンスコストも必要最⼩限となるため、前2つの問題が解決できます。これまでは信頼できる予知精度を確保することが難しく、適⽤範囲は限定的でしたが、昨今のAIの進歩により、異常検知による予知保全の実現を期待できる環境が整いました。 今回作成する記事では、⽣産現場で多い振動問題について解析し、異常検知AIを構築することで故障の兆候をつかみ、設備保全・機械保全を通じて⽣産性の向上を⽬指します。
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