MP五協フード&ケミカル株式会社

2021-02-14 00:00:00.0
自社開発品『脱NMP!水性ポリイミドワニス』 発売開始 !

製品ニュース   掲載開始日: 2021-02-14 00:00:00.0

工業薬品分野にて汎用的に使用されている「ポリイミドワニス」は、ポリイミド樹脂前駆体である「ポリアミック酸のNMP溶液」あるいは「熱可塑性ポリイミドNMP溶液」が主流ですが、本開発品はポリイミドフィルムを化学処理で再生することにより生成されるポリアミック酸を利用したNMP完全フリーの水性ポリイミドワニスです。(※NMP:N-メチル-2ピロリドン)

本開発品は基材に塗布後、乾燥・硬化することによりイミド化率90%以上のポリイミド樹脂被膜を形成します。

従来のポリアミック酸系ポリイミドワニスは非常に粘度が高いためハンドリング性が悪く、保存安定性も低いことから冷蔵保存が必要でした。それに対し本開発品はこれらのデメリットを解決することで一般的な機能性コート剤と同等の常温保存安定性と低粘度化により優れたハンドリング性を有しております。

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

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脱NMP水性ポリイミドワニス(MP五協F&C自社開発品) !
脱NMP水性ポリイミドワニス(MP五協F&C自社開発品) ! 製品画像
完全NMPフリー! 低粘度でハンドリング性に優れた高耐熱性・耐薬品性の水性ポリイミドワニス 。資料公開と無償サンプルを提供中!

ポリイミドワニスは、耐高熱性、耐薬品性の特徴を持っているので、自動車/航空機等用の耐高温が必須な摺動部品や関連部材、耐熱塗料、特殊接着剤、電線被覆等の幅広い分野・用途に使用されており、今後もこの特徴を生かして使用が継続される樹脂であります。ただ、現在の製品は「NMP溶液」または「NMPと水の混合溶液」が主流です。*NMP = N-メチル-2-ピロリドン  「NMP」は、近年、“毒性”が懸念されるようになっており、ヨーロッパ地域では「REACH規制の制限対象物質」に掲載され、今後日本でもその影響を受けていくものと思われます。NMPフリー水性ポリイミドワニスは「NMPの使用規制からの回避」と「地球環境改善のVOC削減」にも貢献できます。 本製品は、高い耐熱性や耐薬品性を求められる分野において更なる性能向上と環境負荷低減を進めていくことが期待できます。一般的な機能性コート剤と同等の常温保存安定性と低粘度化により優れたハンドリング性を有しております。従来のポリイミドワニスが適用できなかった加工方法への適用も可能になると考えられます。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

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