ナラサキ産業株式会社

メカトロソリューション部 機能材料課

炭素繊維強化プラスチックピッチ系『CFRP』ご紹介

最終更新日: 2019-02-15 20:13:35.0
軽量かつ高剛性で振動減衰性に優れ、高熱伝導・低熱膨張性を兼ね備えた ピッチ系『CFRP』のご紹介です。

CFRPは大きく「PAN系」と「ピッチ系」の2種類があり
当社では「ピッチ系」CFRPを推奨しております。
ピッチ系CFRPはPAN系と比較し引張弾性率=剛性に優れ、特に剛性設計用途に適しております。(PAN系は引張強度=強さに優れ、強度設計用途が多い)

【熱】
耐熱性では80℃から最大250℃までの特殊グレードがあり、熱膨張係数はセラミックスよりも低く熱伝導率は100Wを超える高熱伝導グレードもあります。
【振動】
振動減衰性に非常に優れ、特に重量物を搬送する為のフォークには金属と比較しても相当な効果が期待できます。自重撓みやワークを乗せての荷重撓み共に非常に優れた性能を発揮致します。撓み量を極限まで抑えれる為、狭い間口へのフォーク搬送も可能となります。

【剛性】
PAN系は引張強度の強さ=強度が高い事から旅客機や風力発電、自動車部品に用いられることが多くピッチ系は弾性率を幅広くコントロール出来る事から高剛性も実現、衛星部品やアンテナ、ロボットハンドに
多く用いられます。

お客様の使用条件を基に設計する事が可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。

基本情報

CFRPは大きく「PAN系」と「ピッチ系」の2種類があり
当社では「ピッチ系」CFRPを推奨しております。
ピッチ系CFRPはPAN系と比較し引張弾性率=剛性に優れ、特に剛性設計用途に適しております。(PAN系は引張強度=強さに優れ、強度設計用途が多い)

「PAN系」
化学繊維のポリアクリルニトリルを不融化、黒鉛化。黒鉛化温度を上げても結晶化に限界がある。密度約1.8。
「ピッチ系」
石油系、石炭系ピッチを原料として紡糸、不融化、黒鉛化。黒鉛化温度を上げる事により高結晶化。密度約2.1。

特殊仕様として、CFRPにフッ素コーティングも可能です(耐熱に制限あり)
お気軽にお問い合わせください。

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 ・半導体製造装置
・ウェハー搬送用ロボット
・液晶ガラス搬送用ロボット
・衛星部品
・自動車部品
・搬送用ローラー
・一般産業向け

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