『T-MCMA』は、回転機械の状態を遠隔監視・診断を行うことができる
電流情報量診断システムです。
電流兆候解析という技術を発展させることで、モータの異常だけでなく、
アンバランスやミスアライメントなどの機械的異常や、絶縁劣化・
インバータ異常などの電気的異常、歯車・ベルト・チェーンといった
動力伝達部品の劣化まで検知が可能。
8種類の診断パラメータが設定されており、測定ごとに算出される
パラメータ値から回転機械の状態を評価します。
【特長】
■電気室で電流を測定するため、回転機械の設置現場の環境に関わらず適用可能
■対象の回転機械に発生している異常の内容まで診断可能
■異常の度合いをパラメータ値から定量的に評価
■異常が発見された場合、依頼に応じて当社のスタッフが原因の究明までサポート可能
■測定は自動で行われるため常時監視が可能
■一般回転機械・低速回転機械・高圧モータなど、幅広い回転機械に適用可能
■クラウドを通じて「T-MCMA」を利用する「TM-CLOUD」サービスもご提供
※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【電流情報量診断】
電流情報量診断とは、電流兆候解析に基づいた、回転機械の状態を解析・診断する技術です。
回転機械に異常などの状態変化が発生すると、磁気ギャップの不均衡などを引き起こし、
それらによって固定子内の磁界が乱れることで誘導電動機固定子電流に微弱な逆起電力が
もたらされます。
この逆起電力の影響を受けた誘導電動機固定子電流特有の情報量を解析することで、
回転機械の状態を解析・診断することができます。
【TM-CLOUD】
「TM-CLOUD」とは、クラウドを通じて「T-MCMA」を利用することができるサービスです。
インターネットに接続できる環境さえあればどこからでも回転機械の監視・診断が行えるようになります。
「TM-CLOUD」をご利用いただいているお客様には「VFC-1」という閲覧ソフト利用サービスを提供しております。
「VFC-1」はデータ閲覧における利便性を向上させたウェブブラウザのシステムで、診断支援機能による
異常兆候の検知や、診断報告書の自動作成機能など、診断をサポートする機能が備わっております。
※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格情報 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | 電流信号計測ユニット:(3CH) TMDU-C3B/(12CH) TMDU-C12B、診断管理ソフト:TMDS-120 |
用途/実績例 | 【用途】 ■化学、石油化学、鉄鋼、社会インフラなど産業分野における回転機械に対する状態監視・診断 ■海外ユーザの工場にある回転機械に対して、日本からの監視・診断という遠隔サポートの手法として(TM-CLOUD利用の場合) ■機器の保全をTBMからCBMへ移行するための手法として ■地中深くに設置される揚水ポンプの状態監視・診断 ■水中、排水ポンプの状態監視・診断 ■防爆エリアや稼働中に人が立ち入れないエリアに設置されている回転機械の監視・診断 ■スマート保安・業務の効率化(働き方改革)の手法として ※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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