Aquadopp(アクアドップ)は、コンパクト設計でありながら扱いやすいシングルポイント流向流速計です。主に一定水深における流向流速計の変動について時系列解析を行う用途に使用されます。
流向流速の計測地点を測器から5m離れた距離までソフトウェア上で設定可能です。この遠隔地点の流速を計測するという超音波を生かした機能により、架台や係留索などの機器が固定されている構造物自身が流れを乱して流速データに悪影響を及ぼす効果を、最小限に抑えることが可能です。
Aquadoppラインナップ
沿岸域用:Aquadopp 300m(300m水深耐圧)
深海係留用:DW Aquadopp(3000m水深耐圧、6000m水深耐圧)
Aquadopp 6000mにはインダクティブモデム対応版もあります。
Aquadopp 300mモデルでは、圧力計を用いた波浪計測が可能です。流向流速計測の合間にタイマー実行することが可能です。
基本情報
計測環境を記録するために搭載されているセンサー
水温センサー、圧力センサー、方位コンパス、傾斜センサー
内部コンパスの計測値を全て記録可能です。観測後においてコンパス校正を実行することが可能になりました。(インダクティブモデム搭載版は不可)。
係留索への取り付けに最適な専用フィン付きフレーム、アクアフィンもオプションにございます。
電池は本体内部に格納可能です。専用アルカリ電池パックもしくはリチウム電池パックを最大2個まで格納できます。
省エネ設計により、アルカリ電池パック1個使用においても約1年計測可能。
例)Aquadopp 300m:
機器から5m先の1地点流向流速、1秒毎にて30秒間計測し平均処理。
上記を30分に1回実施し記録、2日に1回動作検証データ取得。
→ 約1年間計測可能(アルカリ電池パック1個)
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 |
お問い合わせください
※ 通常6週間前後 |
型番・ブランド名 | Aquadopp |
用途/実績例 | 用途: ・係留索に設置 ・構造物に影響を受けない海流の測定 ・浅海波および海流の測定 ・生物付着による誤差が生じる機械式流速計に代わる選択肢 ・表層ブイからの水面直下の流速測定 ・潮流の研究 ・波浪観測ブイでの使用 ・流速と高精度CTDデータの組み合わせ ・ライザー監視システムと連携(Aquadopp 3000m、6000m) ・海底設置型観測装置(ランダー)による海底付近の流速測定 ・深海掘削作業の支援 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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Aquadopp 300m | 耐圧:300m |
DW Aquadopp 3000m | 耐圧:3000m |
DW Aquadopp 6000m | 耐圧:6000m、チタン製耐圧容器 |
詳細情報
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