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技術書【新しい鋼橋防食法としてのチタンカバープレート工法の性能確認】

最終更新日: 2016-04-07 18:49:55.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

チタンカバープレートの基本性能と実橋による性能確認試験について述べたカタログです。
鋼橋など鋼構造物の防錆対策としては塗装が施されることが多く、ライフサイクルコスト縮減の観点から耐候性鋼材を使用することも増えています。
しかし、塗装は塗膜の材料劣化のために定期的な塗装の塗り替えが必要であり、塗装を必要としない耐候性鋼材は、飛来塩分の多い沿岸地域や凍結融解剤を使用する寒冷地域には適さないといった課題があります。

このような課題を克服して鋼橋のライフサイクルコストを最小化するため、
外面に高耐食金属のチタン薄板を使用したチタンカバープレートという被覆材で上部工の裏面・側面全体を覆い、
雨水や飛来塩分等の劣化因子を遮断する防食法を開発しました。

本カタログでは、チタンカバープレートの概要や
チタンパネルの静的・疲労・気密強度試験、防食性能確認試験を述べております。

関連情報

多機能防食デッキ『NSカバープレート』
多機能防食デッキ『NSカバープレート』 製品画像
【パネル仕様】
[裏面パネル]
○名称:チタンパネル/ステンレスパネル/ガルバリウムパネル
○外皮材
→純チタン板(0.4mm)
→SUS塗装鋼板(0.4mm)
→ガルバリウム塗装鋼板(0.4mm)
○芯材:ポリイソシアヌレートフォーム
○内皮材:ガルバリウム塗装鋼板(0.6mm)
○寸法
→働き幅:1000mm
→製品厚:73mm
→長さ:12m以下
 (設計寸法に切断)
○単位重量(kg/m²):10.0/12.0/12.0
[側面パネル]
○名称:チタンパネル/ステンレスパネル/ガルバリウムパネル
○外皮材
→純チタン板(0.6mm)
→SUS塗装鋼板(0.5mm)
→ガルバリウム塗装鋼板(0.5mm)
○芯材:ロックウール
○内皮材:ガルバリウム塗装鋼板(0.5mm)
○寸法
→働き幅:600mm
→製品厚:35mm
→長さ:7.2m以下
 (設計寸法に切断)
○単位重量(kg/m²):19.0/20.0/20.0

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