最終更新日:
2024-10-18 10:16:53.0
環境水の大腸菌数の検査に必須！タイムリミットは12時間！
令和3年10月に環境省から水質汚濁に係る環境基準の改正について告示されました。この改正により大腸菌に関する基準が大腸菌群数から大腸菌数に見直されました。大腸菌数の測定方法としては、直径47 mm、孔径0.45 µmのメンブレンフィルターを用いる、いわゆるメンブレンフィルター (MF) 法が示されています。
特に大腸菌数の測定は、「試料採取後直ちに試験ができないときは、0~5℃ (凍結させない) の暗所に保存し、9時間以内に試験することが望ましく、12時間以内に試験する」必要がありますので、事前の滅菌の必要がなく袋を開けてすぐに使えるマイクロファンネルがお勧めです。
CytivaのMicroFunnel (マイクロファンネル) はファンネルとフィルターが一体型で、MF法に必要な直径47 mm、孔径0.45 µmのメンブレンフィルターが搭載されています。MicroFunnelは、シリンダー部分をつまむだけで簡単に取り外しが可能でメンブレンの回収が容易です。また、標準的なラボ用マニホールドに接続できます。各ユニットはガンマ線滅菌された個包装で提供しております。
基本情報
【微生物分析を保証するポールのMF技術】
MF法は微生物や微粒子により汚染された水溶液を分析するうえで効果的な手法です。世界中の同様な公的機関により承認されており、大腸菌を含め特定の微生物の単離に様々な産業界で使用されております。MF法は他の微生物検査法に比べ、大量サンプルの迅速な試験が可能、検出感度が高い、分散したコロニーの単離と計測が可能です。
| 価格情報 | 納入価格やカタログ等のお問い合わせは、「お問い合わせ」ボタンまたは以下のお問い合わせフォームよりご依頼ください。 |
|---|---|
| 納期 | お問い合わせください |
| 用途／実績例 | MF法による大腸菌検査に利用することができます。特に膨大なサンプル数を試験しなければならない場合に、滅菌及び個包装されたCytivaのMicroFunnelは、作業を非常に効率化できます。また、ファンネルとフィルターが一体型であるため、コンタミネーションリスクも軽減します。 |
ラインナップ
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| 4800 | MicroFunnelフィルターファンネル, 100 mL, GN-6 Metricel, 0.45 µm, 白, 黒色格子付 |
| 4889 | ポール・ラボラトリー マニホールド |
詳細情報
型式：4800
製品名：MicroFunnelフィルターファンネル, 100 mL, GN-6 Metricel, 0.45 µm, 白, 黒色格子付
製品概要：ファンネルとフィルターが一体型となった滅菌・個包装のマイクロファンネルです。微生物検査用として認証された0.45 μmのセルロース混合エステル膜であり、大腸菌の捕捉と計数に好適です。
製品名：MicroFunnelフィルターファンネル, 100 mL, GN-6 Metricel, 0.45 µm, 白, 黒色格子付
製品概要：ファンネルとフィルターが一体型となった滅菌・個包装のマイクロファンネルです。微生物検査用として認証された0.45 μmのセルロース混合エステル膜であり、大腸菌の捕捉と計数に好適です。
型式：4889
製品名：ポール・ラボラトリー マニホールド
製品概要：微生物検査用のマニホールドです。ステンレス製で分解が可能であり、すべてのパーツを滅菌処理できるため、清潔かつ安全に使用することができます。
製品名：ポール・ラボラトリー マニホールド
製品概要：微生物検査用のマニホールドです。ステンレス製で分解が可能であり、すべてのパーツを滅菌処理できるため、清潔かつ安全に使用することができます。
メンブレンフィルター法は、環境水をろ過し、メンブレンフィルターに捕捉した大腸菌を寒天培地で培養することで、大腸菌の数を正確に定量する高感度な方法です。イメージは、MF法の実験を模したものです。
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