トレースコーダーは、上肢協調性評価をタブレットPCで手軽に測定するために開発されました。
上肢協調性評価の検査では、あらかじめプリントされた幾何学パターンを患者がなぞり、どれだけ元のパターンに忠実に描けるかを評価します。医療においてEBM(Evidence-Based Medicine)に基づくリハビリテーションは非常に重要で、これにより上肢機能の巧緻性・協調性についての評価・訓練ができます。
上肢の協調運動を評価する場合、以下の3要素が必要との研究結果が出ています。
●「位置調整機能 (Spacing)」- 線をなぞるテスト
●「時間調整機能 (Timing)」- 点を追うテスト
●「力の調整機能 (Grading)」- 中心に点を打つテスト
測定結果はデータベース化されており、被験者または患者ごとのデータの取り出し、保存、閲覧が簡単に行え、紙による管理と比較して、客観的な定量評価が期待できます。
基本情報
■検査の種類
- 打点検査
- 線引き検査
- トレース検査
- 指標追跡検査
■仕様
・タブレットモデル:Microsoft(R) SurfacePro4 以降
・OS:Windows10 以降
・画面サイズ:12 インチ
・解像度:1920 × 1080(※タブレットPCの最大解像度は2736*1824)
・重量:800g
価格帯 | 50万円 ~ 100万円 |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | TraceCoder |
用途/実績例 | ●小児・発達障害における書字機能のアセスメント ●DCD(Developmental Coordination Disorder 発達性協調運動障害)児童の協調運動の評価 ●神経変性疾患のリハビリテーションツール ●脳血管障害の評価訓練 ●手の外科領域における機能評価 |
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