FARADO Iは移動型タンクやトラックの注入及び排出中の接地・監視用に開発されました。接地用クランプSRC-2は、接地対象機器に接続されます。FARADO Iは、静電容量を測定して接地用クランプの接続状況を確認します。
FARADO Iがトラックの接地を検知すると、地絡リレー(地絡継電器)に接続された機械式コンベヤー、バルブ、またはポンプが注入プロセス可能になります。クランプと対象機器同士の接続状況は継続的に監視されます。
万が一クランプが外れたり、クランプに問題が生じた場合、地絡リレーが信号を出力し、注入プロセスが停止されます。
雨天などの悪天候時に、既定の静電容量に達しない場合、接続されたポンプやバルブは使用できなくなります。そこでFARADO Iでは、静電容量モードから抵抗モードへの切り替えを提供しています。
抵抗モードでは接地接続が確立されているかどうかを確認します。
基本情報
【フレコンバッグCタイプ用FARADO I FIBC型】
接地・監視システムFARADO I FIBC型はフレコンバッグCタイプへの注入及び排出中の接地用に特別に開発されました。
効果的な接地のために、2個のFIBC接地用クランプがフレコンバッグの対角線上の接地ストラップに接続されます。
FARADO I FIBC型が、フレコンバッグが接地されているかを抵抗測定で検知します。 適切に接地されていれば無電圧接点が使用され注入可能となります。適切に接地されない場合はこの解除がなされません。
FARADO I FIBC型は監視操作システムも備えており、2個のクランプの短絡(ショート)を検知できます。
【ご使用のメリット】
★ 省スペースハウジング – モダン設計
★ 電子制御キーによる耐タンパー性
★ LEDによる見やすい状態表示
★ ノンスパークであるアルミダイキャスト製の防爆仕様の接地用クランプ
★ 簡単操作でスムーズな作動と頑丈なケーブルリール
★ 直観的な操作で第三者でも使えます
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