利昌工業株式会社

アモルファスモールド変圧器

最終更新日: 2020-03-06 10:58:59.0

  • カタログ

更新時期を迎えた変圧器との取り替えで50パーセントの省エネ。

 待機電力に相当する「無負荷損」を大幅に低減した、省エネ性能に優れる配電用変圧器です。
 変圧器の容量は、その施設で想定される電力使用量のピークにあわせて決定されます。従って、夜間や休日、あるいは季節によっては、この容量とのかい離が大きくなります。
 特にオフィスビルなどでは、変圧器の平均負荷率、つまり最大電力量に対する平均電力量の比率は、30パーセント程度とされていますから、変圧器の待機電力が最大の電力使用量となっている時間帯が、かなりの割合を占めていると考えられます。
 そこで、更新時期を迎えた30年前の変圧器を、リショーアモルファスモールド変圧器と取り替えていただけば、50パーセントの省エネと、年間8トンの二酸化炭素削減が実現します。

 鉄心にアモルファス合金を採用することにより、変圧器の待機電力に相当する「無負荷損」を大幅に低減しました。
 これにより、2014年4月にハードルが上がった、変圧器のトップランナー基準をクリアしました。
 コンパクト可にも配慮しましたので、取り替え時のスペース問題にも対応できると考えております。
価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 高圧受配電設備を構成する機器として採用されます

詳細情報

省エネ効果の比較
 更新時期を迎えた30年前の変圧器と比較して、50%の省エネ効果があります。
 グラフの「無負荷損」が変圧器の「待機電力」に相当します。

 比較条件は、容量500kVAの変圧器を例にとり、負荷率を特定機器の基準負荷である40%に設定しました。

graph.jpg

原子配列のイメージ
〇アモルファスとは
 アモルファスとは「規則性がない」という意味です。 
 通常の金属の原子配列は、写真(a)のような規則性を持った結晶構造ですが、アモルファス合金は、鉄などの合金を、溶かした状態から急速に冷却して作られる金属で、原子配列は(b)のように不規則な非晶質です。 

structure.jpg

アモルファス鉄心の特長
アモルファス合金を変圧器の鉄心に採用すると、次のような効果が発揮され「無負荷損」(待機電力)を大幅に低減することができます。
〇鉄心に磁束が通る際の損失(ヒステリシス損)が小さい。
〇電気抵抗が大きく、渦電流損が小さい。

structure.jpg

負荷損と無負荷損
変圧器の損失は「負荷損」と「無負荷損」に大別されます。
 「負荷損」は、変圧器の「巻き線」に負荷電流が流れることにより発生します。その大きさは負荷電流の2乗に比例し、電力の使用量に応じて発生する損失です。主に巻き線(銅線)で生じるため「銅損」ともいいます。

「無負荷損」は、主に変圧器の鉄心で発生します。受電状態では常に発生しますので、一種の「待機電力」といえます。「鉄損」ともいいます。

graph.jpg

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