Octet Systemsは、バイオレイヤー干渉法(Bio-Layer Interferometry:BLI)とDip and Readアッセイによって、生体分子間の相互作用をラベルフリー、リアルタイムに測定・解析が可能なオートメーションアッセイシステムです。従来のSPR法のボトルネックを解消し、ハイスループット、多様なサンプルへの対応、Easy to useを実現します。Octetシステムは5機種がラインアップされており、サンプル数・アプリケーション・ご予算等に応じて最適なシステムの選択が可能です。 【特長】 ■ハイスループットなアッセイ方式により、多検体アッセイ、実験条件の最適化が容易 ■細胞ライセートなどのクルードなサンプルを未精製の状態で測定することが可能 ■高濃度のDMSO溶液を含むバッファーを用いて低溶解性サンプルの測定が可能 ■煩雑なセットアップとシャットダウン作業、メンテナンスが不要 ■Dip and Readアッセイにより、測定後のサンプルを回収・再利用することが可能 ※詳しくは関連カタログをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
免疫法やファージディスプレイ法で作製された多数の抗体の中から、優れた抗体をいかに効率的にスクリーニングするかは、抗体開発のワークフローで最も重要なステップの一つです。従来より使用されてきた親和性をもとに解析するELISA法では、低親和性抗体を高レベルで発現するクローンと、高親和性抗体を低レベルで発現するクローンを判別することができないため、カイネティクス情報をもとに解析する手法が有効になります。
Octetシステムは、ELISA法では難しいとされる高親和性抗体を産生するクローンの特定が可能になります。抗体医薬品・診断薬開発において、より初期のステージでカイネティクス情報を得ることは、その後のプロセスの簡略化に繋がり、開発フロー全体を加速させることが可能になります。
■終了致しました(2020/11/17)
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