株式会社昭電では、開発製品の更なる安全性を追求することを目的とし、
電源に接続する機器(電源用SPD、電源装置、分電盤等)の交流および
直流の大電流に対する安全性を評価するための『短絡電流試験装置』を
導入いたしました。
当装置は、出力電圧、電流の任意での調整により交流電源や
直流電源および太陽光発電系統における短絡事故の模擬が可能になり、
さまざまな製品の開発に活用されます。
【特長】
■新JIS(JIS C 5381-11:2014)安全性試験が可能
■主電源回路は大電流の通電、副電源回路は高電圧の印加が可能
■インパルス発生器を組み合わせ試料への電源通電状態での
インパルス電圧、電流を印加可能
■副電源の投入停止のタイミング、インパルス印加のタイミングの制御
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基本情報
【出力電圧範囲】
■主電源回路:AC72~1056V・DC97~1500V
■副電源回路:AC300~2500V
【実施可能な試験】
■JIS C 5381-11:2014 / IEC61643-11:2011
・低圧電源システムに接続する低圧SPDの要求性能及び試験方法
■IEC61643-31
・太陽光発電用SPDの要求性能及び試験方法
■IEC61643-41
・低電圧直流電源用SPDの要求性能及び試験方法
■JEITA RC-4501
・低圧電源用SPD用分離器ヒューズ(SFD)の要求性能及び試験方法
■各種電源機器への短絡電流耐量試験
■ヒューズ、過電流遮断器の特性試験、短絡保護協調試験
■電源事故の検証
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