在来ピン柱脚に比べ回転剛性を小さくしてPIN接合に近づけた低剛性柱脚「PINベース工法」を改良し、設計自由度と施工性の向上を図りました。
PINベース工法は低剛性のため、平屋や2階建等の低層建物の柱脚として適しています。基礎形状を簡素化できるため、在来ピン柱脚に比べトータルコストの削減につながります。
【特長】
■剛性を従来ピン柱脚より約1/10に低減
・スリットを設けることでPINプレートを変形しやすくし、在来ピン注脚より低剛性を実現。
・後詰めモルタルを無くすことにより、在来ピン柱脚に比べ剛性の低減が可能に。
⇒剛性が低いため、基礎(サイズ・鉄筋量)を小さくすることが可能です。
■根切りを浅くすることが可能
PINベース工法はアンカーボルトの定着長さを13.3dと大きく短縮。(最小値 400mm)
■日本建築センターの評定を取得
■基礎柱形を標準化
・PINベース工法では型式ごとに基礎柱形を標準化。別途設計する必要はありません。
基本情報
【リファインのポイント】
●ベースプレートのボルト孔径を拡大
ベースプレートのボルト孔径を拡大し、アンカーボルトとのクリアランスを従来より拡げました。(5mm →14mm)
これにより鉄骨建て方時の作業性向上を実現しました。
●緩衝材を柱側面及びベースプレート上面に設置
PINベース工法では、柱およびベースプレートを介してスラブコンクリートに曲げモーメントを伝達させないため、緩衝材を設置します。これによりスラブコンクリートの天端レベルを任意に設定することが可能となります。
●ベースプレートおよび中心鋼板への防錆処理が可能となりました。
PINベース工法では、ベースプレート下面および中心鋼板に防錆処理として塗装を施した状態を想定してせん断耐力を算出しています。
標準仕様ではベースプレートには塗装は施しておりません。
塗装する場合はJIS K 5674に基づく仕様としてください。
※詳細はカタログ請求していただくか、ダウンロードからPDFデータをご覧ください。
価格情報 | お問合せください。 |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | H形柱用(PHタイプ)/角型鋼管柱用(PBタイプ) |
用途/実績例 | PINベース工法は低剛性のため、平屋や2階建等の低層建物の柱脚として適しています。 ※詳細は、お問い合わせください。 |
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