IgGZERO (EndoS)はStreptococcus pyogenes由来のエンドグリコシダーゼであり、IgGのFc領域のN-結合型糖鎖を加水分解します。これはIgGの迅速な脱グリコシル化による複雑性の軽減やFC領域のエフェクター機能の不活性化などに有用です。
この酵素は、ヒトIgG(全てのサブクラス)およびマウス、ラット、サル、ヒツジ、ヤギ、ウシ、ウマを含む多くの異なる動物種のIgGを脱グリコシル化します。 この酵素は、他のグリコシル化タンパク質が溶液中に存在する場合でも、IgGのFc領域のグリカンのみを加水分解します。 この酵素は大腸菌で発現され製造されており、Hisタグを含み、その分子量は110kDaです。
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基本情報
IgGZEROの酵素活性は高マンノース型及びハイブリッド型の糖鎖に対しては限定的です(Sjögren et al., 2015)。IgG上のすべての糖鎖構造(glycoform)を加水分解するエンドグリコシダーゼにご興味がある場合は、GlycINATORという製品をお勧めします。
<主な製品ラインナップ>
IgGZERO Enzyme
凍結乾燥品。1000 unitsと5000 unitsから選択可能。
Immobilized IgGZERO - deGlycIT
スピンカラム充填品。IgGZEROはアガロースビーズに固定化されているため、IgGZEROのコンタミを高度に防止して調整物を得ることができます。
その他製品
IgGZERO LE (Low Endotoxin)
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | バイオシミラーを含む抗体医薬品のサブユニット解析 抗体-薬物複合体(ADC)の特性評価 IgG抗体のFcドメインのグリカン分析 |
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重松貿易株式会社 大阪本社