面粗度が重要となるような金型に施される表面処理は、その精密さから無電解ニッケル(Ni-P)めっきが選ばれることがあります。無電解めっき工法は、均一な皮膜形成に優れ、素材表面の微細凹凸をなぞることでも知られています。
無電解ニッケルは、めっき種のなかでも比較的硬度に優れていますが、ある一定の衝撃で皮膜が割れる場合があります。
そこで、弊社より硬質無電解ニッケルめっき『トライボロン』をご紹介いたします。
トライボロンはNi-P-Bの3元合金の無電解ニッケルめっきになります。一般的な無電解ニッケル(Ni-P)よりも硬度に優れ且つ、割れにくい(耐衝撃に優れている又は、靭性が良好と表現される場合もあります)という特性があります。
無電解ニッケル(Ni-P)とトライボロンをスクラッチ試験比較(メイン画像参照)すると、硬度HV750時、約15Nで無電解ニッケル(Ni-P)はクラックが発生しているのに対し、トライボロンは約60N付近までクラックが発生していません。
基本的に金属は硬度と靭性は両立しにくいものですが、トライボロンは両方を兼ね備えた金属皮膜になります。
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