最終更新日:
2022-12-19 10:04:55.0
超音波によるボルト締め付けの精密なトルク測定。
ボルト締付け分野で重要製品組立ての場合、摩擦若しくはボルト及び結合部形状等の要因で一般的なトルクツールでは適正トルクの精度を得られない場合があります。この場合、ボルトの伸び、若しくは荷重の超音波測定が最も正確で信頼性があります。しかもコスト面でも有効な解決策である事が世界中で数多く証明されています。
基本情報
英国ノーバー社製「USM-3(超音波応力計)」は、音響波動をボルトの片方端に与えて、そのエコー(反響)が反対端から帰ってくるのに要する時間、即ち飛翔時間(Time of flight=TOF)を正確に測定します。材質定数を用いて、USM-3はこのTOFをボルトの『音響学的長さ』に変換して、それ以降の測定に対する基準とします。ボルトを締め付けるとTOFは増加してUSM-3は再び材質定数を用い、ストレスと温度による音速への影響を排除して正確な伸び或いは荷重測定を行います。これにより精密なトルク管理が行えます。
価格情報 | - |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | 超音波応力計USM−3 |
用途/実績例 | 「超音波応力計USM-3」は英国・ノーバー社の製品です。同社は1942年に設立され、第二次世界大戦時の英国の有名な戦闘機「スピットファイヤー」に搭載されたロールスロイス社製マーリンエンジンを整備するためのトルクレンチを製造した英国における最初のメーカーです。この老舗メーカーが開発した「超音波応力計USM-3」は、各産業界の要求に対応する為に40年以上に亘り改善された同社のスタンダード製品です。世界中の様々な産業分野において、動力工具のベーシックモデルとして愛用されております。 |
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