株式会社正英製作所

酸化物抑制炉(アルミ溶解保持炉)のご紹介【SMH】

最終更新日: 2024-01-29 14:23:20.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

カタログ発行日:220601
酸化物被膜(ドロス)の成長を抑えて保護被膜とする画期的な酸化物抑制炉です。面倒な保持室の清掃が激減。(半年~1年に1回程度!)
酸化物抑制炉:SMHシリーズ(アルミ手許溶解保持炉・アルミ集中溶解炉)

【特長】
◇保持室での低雰囲気温度(800℃以下)を保持し
残存酸素濃度1%以下に抑えることでアルミ酸化皮膜の保護作用を活用、酸化の進行を遅らせる新発想の炉構造

◇保持室内で溶湯に直接火炎を当てることなく
湯面を揺動させないために新開発フラットフレームバーナーを搭載
また排ガスを活用した熱交換器による省エネルギー化を図っています
(電気ヒーターを採用したハイブリッド仕様もございます)

◇炉構造のマッチングから強制対流伝熱を大きくとるために
火炎長、火炎径、火炎速度を考慮した新開発溶解バーナーを搭載しています

【期待される効果】(弊社の従来炉との比較)
○保持室の清掃回数の削減(最長1年間不要の実績)
〇フラックス処理の不要(ドロス量によっては溶解室で実施)
○溶湯品質の向上(溶湯中の水素ガス、介在物の低減)
○材料ロスの削減による歩留まり向上
○保持室での排熱回収による省エネで燃費が向上
○炉表面温度の低減により作業環境が改善

弊社 実験棟に水素バーナー搭載のテスト機もございます。

関連情報

酸化物抑制炉(アルミ溶解炉)
酸化物抑制炉(アルミ溶解炉) 製品画像
SMHシリーズ
 型式  / 溶解能力 / 保持容量
SMH-100 100kg/h 500kg
SMH-150 150kg/h 700kg
SMH-200 200kg/h 870kg
SMH-300 300kg/h 1200kg
SMH-400 400kg/h 2000kg
SCM-500 500kg/h 2500kg
SCM-750 750kg/h 3200kg
SCM-1000 1000kg/h 4000kg
SCM-1200 1200kg/h 5000kg
SCM-1500 1500kg/h 6000kg

※詳細はお問い合わせください。
【脱炭素化実証テスト炉】~水素燃焼式~アルミ溶解保持炉のご紹介
【脱炭素化実証テスト炉】~水素燃焼式~アルミ溶解保持炉のご紹介 製品画像
~設備概要~
テスト炉:アルミ手許溶解保持炉(酸化物抑制構造)
型式:SMH-150H2
溶解能力:150kg/h
保持容量:保持室800kg/ch ※連続溶解時の実有効容量 比重2.4
溶解温度:660~680℃
制御精度:±5℃

~熱源構成~
溶解バーナー:水素燃焼バーナー 116kW×1台
保持ヒーター;浸漬型電気ヒーター 9kW×2本
使用燃料:水素、(都市ガス13A、プロパンガスも可能です。)
電源:動力200V/60Hz 操作100V

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