インゴット持ち込みによる水素燃焼でのアルミ溶解テストが可能です。 溶湯品質や製品への影響の検証にご利用ください。 溶解ガスバーナーには水素バーナー・保持に電気ヒーターを採用! カーボンニュートラル化が実現可能なハイブリッド炉です。 バーナー部品交換にて燃料ガス(水素/LNG(天然ガス)/LPG)を切換できますので、ガス供給の動向による対応が可能。 また酸化物抑制効果の高い炉構造ですので、その効果を実機にてご確認いただけます。 アルミ鋳造現場の問題解決/低炭素化に尽力いたします。何なりとお申し付けください。 ~設備概要~ テスト炉:アルミ手許溶解保持炉(酸化物抑制構造) 型式:SMH-150H2 溶解能力:150kg/h 保持容量:保持室800kg/ch ※連続溶解時の実有効容量 比重2.4 溶解温度:660~680℃ 制御精度:±5℃ ~熱源構成~ 溶解バーナー:水素燃焼バーナー 116kW×1台 保持ヒーター;浸漬型電気ヒーター 9kW×2本 使用燃料:水素、(都市ガス13A、プロパンガスも可能です。) 電源:動力200V/60Hz 操作100V
【カーボンニュートラルなアルミ溶解保持炉 正英製作所が開発】
「鉄鋼新聞2023年10月23日版 5面」に掲載されました。
工業用ガスバーナーおよび工業炉の専門メーカーである株式会社正英製作所(本社:大阪市平野区、代表:鎺(はばき)正太)は、
自動車部品などアルミ鋳造現場の脱炭素化が実現可能なアルミ溶解保持炉を開発しました。
燃焼時にCO2を排出しない新型水素ガスバーナーを溶解ラインに採用。
水素燃焼によって溶解されたアルミ溶湯の保持ラインには高効率浸漬ヒーターを配置することで、
“水素×グリーン電力”によるカーボンニュートラルが実現可能な熱源構成となっています。
熱技術研究所に実機ベースのテスト炉を新設。水素燃焼の見学や、実際にアルミを溶解するテストを受付しています。
将来的なエネルギー供給の見通しが立たないなか、これまで培った燃焼技術と熱源のハイブリッド化技術を応用し製造業の脱炭素化に貢献してまいります。
関連リンク
- 自動車部品などアルミ鋳造現場の脱炭素化に貢献。カーボンニュートラルなアルミ溶解保持炉を開発。
水素ガスバーナーでインゴットを溶解し、高効率浸漬ヒーターで溶湯を保持するカーボンニュートラルが実現可能な炉を開発しました。
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