株式会社シリコロイラボ

シリコロイ 熱処理特性

最終更新日: 2022-09-29 15:38:02.0
析出硬化系シリコロイの熱処理についてご紹介!加工プロセスの問題を解決します

析出硬化系ステンレスは比較的低温の熱処理で高硬度化するため、
焼入鋼のような問題(歪み、焼き割れ、酸化スケールの付着)が少なく、
加工プロセスの簡略化、短納期化に貢献します。

析出硬化型シリコロイは500℃以下の時効硬化熱処理および表面改質処理では
寸法変化が少ないことが特長です。

シリコロイは加工プロセスの問題を解決します。

詳しくは、カタログをダウンロードしてご覧ください。

【熱処理 特長】
■焼入鋼 焼入れ・焼戻し
・高温から急冷(水冷・油冷)するので、歪みや焼き割れが発生しやすい
・寸法変化するため、仕上加工が必要
■析出硬化系時効硬化熱処理/二段時効処理
・比較的低温から空冷するので、歪みや焼割れが発生しにくい
・寸法変化するため、仕上加工が必要

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

基本情報

【推奨熱処理条件】
■シリコロイA2
・480℃±10℃×6~8hr/AC
・HRC48以上(HRC49~52程度)
■シリコロイXVI
・200℃×2hr/AC、常温に冷却 
・460℃±10℃×8~12hr/AC
・HRC54以上(HRC55~58程度)
※二段時効処理は、靭性および耐食性が若干向上する

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