ニッケルメッキ後、またはニッケルクロムメッキ後の組み立て時にカシメて止めたいのだが、メッキ皮膜が割れてしまうというご相談がよくあります。
当社のメッキならカシメで割れないメッキが可能です。
ニッケルクロムメッキの場合割れる原因はニッケルメッキ皮膜です。
通常の光沢ニッケルメッキは、HV550〜600程度でカシメ時に皮膜が曲げ伸ばされることで割れることがよくあります。
しかし、当社のニッケルメッキは、展延性の良いメッキ皮膜を析出させることで、カシメても割れないニッケルメッキが可能です。
バレルめっきでも、治具めっきでも対応が可能です。
基本情報
画像の右上に写っている製品は、アルオンクロムメッキ(アルミダイカストADC12素材に銅+ニッケル+クロムメッキTotal25μm)した製品で、暴露環境で使われるインフラ製品のため、JIS塩水噴霧試験500h白さび発生なしの要求だった製品です。
円筒部に樹脂をカシメて止めていますが全く皮膜割れの発生がありません。
クロムメッキは、膜厚0.45μm程度なので薄くカシメの影響は受けませんが、耐食性を上げるためニッケルメッキは10μm程度つけています。
その条件でも割れないのは展延性の良いニッケルメッキ皮膜をつけているためであります。
また、左下の円筒部品は亜鉛ダイカストに銅ニッケルめっきをして、カシメて止めていますが、割れなしです。
サブ画像は、アルミダイカストADC12に梨地+半光沢ニッケルをバレルめっきしました。円筒部の横穴にSUSボールをカシメますが、割れない皮膜です。
*お気軽にお問い合わせやサンプル作成のご依頼をいただけますと幸甚です。
株式会社シルベック
担当:遠島(営業課)
Tel:048-994-5931
mail:info@silvec.co.jp
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用途/実績例 | カシメ部分は円筒部のカシメが殆どです。 当社では、コネクタハウジングへの採用実績が多くございます。 |
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