当社のはんだ濡れ性を付けるめっきは4種類のめっきがあります。
1】ソルダブルニッケルめっき(はんだ付け用電気ニッケルめっき)
当社が開発したオリジナル技術で、錫めっき同等のはんだ濡れ性を持つ電気ニッケルめっきです。
特徴 :電気ニッケルめっきでスズめっき同等のはんだ濡れ性で、ニッケルめっきであるため、ウィスカの発生なし、コストダウンに有効、外観や表面硬さとはんだ付け性を両立、バレルめっき、治具めっきから選択可能
2】錫(スズ)めっき 錫(英語名:Tin、元素記号:Sn)は、融点232℃ と低い融点ではんだ濡れ性の大変優れた金属です。
そして、貴な金属で耐食性に優れており、柔らかく展延性に富み、毒性が低いという特色も持っています。
3】銀めっき(無光沢)
当社ではバレルめっきを中心に、工業用目的の精度の高い銀めっきを提供しております。
4】銅めっき
各種めっきの下地めっきとして多く使用されます。
特に電気伝導度に優れていることからエレクトロニクス分野には欠かせないめっきとなっています。工法は治具使用、バレルめっきともに可能です。
基本情報
はんだ付け性(ぬれ性)は、ウェッティングバランス法(平衡法)を用いて「ゼロクロス」や「最大ぬれ力」を評価するのが一般的な測定方法になっております。
今回の測定では、大手試験機関(沖エンジニアリング社)に依頼し、レスカ社のソルダーチェッカー(SAT-5100)を使用し平衡法にて測定をしました。
めっきした試料を電子天秤に吊るした状態で、溶融はんだに浸漬していきます。試料と溶融はんだの接触角から平面、そして凸状態まではんだがぬれ上がるまでの変化の時間や表面張力の状態で評価します。
*詳細については、レスカ社ウェブサイトのはんだ付け性試験法の基礎をご参照ください。
(https://www.rhesca.co.jp/main/technical/pdf/005s05hto04-01.pdf)
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