『焼鈍炉』は、金属材料を昇温して軟化させ、保持したのちに徐冷して残留応力を取り除き、組織を均一にさせる炉です。 [焼結][焼成]の処理が不完全であったり、成形時の温度や冷却スピード、材料の再利用、使用環境温度などといった熱履歴に大きな影響を受けてしまうと、組織の硬さが不均一であったり、機械加工時に加工ムラが生じたりします。[焼鈍]処理で軟らかくすることにより本来の材質としての効果を発揮することができます。[焼鈍]とは別名で[焼きなまし][アニール]とも言います。 【特長】 ● 急冷、徐冷、過時効などの適切な冷却コントロールが可能です。 ● 精密な温度分布を出すことが可能です。 ● 各種雰囲気ガスを入れることが可能です。 【導入事例】 ■ 銅を酸化させず焼鈍したい →『真空光輝焼鈍炉』 ■ 鋼を完全焼鈍したい →『ピット型無酸化焼鈍炉』 ■ 鋳物を焼鈍したい →『台車式焼鈍炉』 ■ プレス品の大物部品を焼鈍したい →『台車式焼鈍炉』『ピット型焼鈍炉』 ■ 光学ガラス成型品のアニールしたい →『台車式アニール炉』
『ステンレス熱処理炉』は、溶接後の歪取り・加工品の変形防止・表面の油分の除去・溶体化などの目的で使用されます。
【特長】
● 帯鋼や線材などの光輝熱処理が可能です。
● 線材を熱処理する『ストランド式線材焼鈍炉』の取扱いがあります。
● 工業炉内の温度計測の設定、安全装置などカスタマイズも可能です
【導入事例】
● ストリップ材を連続して熱処理したい →『カテナリー式光輝焼鈍炉』
● 熱処理上悪影響となるものを除去しながら焼きなまし処理をしたい →『脱脂焼鈍炉』
● 焼なまし処理をしながら形状矯正したい →『張力焼鈍炉』
● 複数の線材を一度に熱処理したい →『線材光輝焼鈍炉』
【サンファーネス 取扱製品】
◆焼成・焼結炉
◆焼鈍炉
◆焼準炉
◆焼入・焼戻炉
◆ロータリーキルン
◆線材光輝焼鈍炉
◆ステンレス熱処理炉
◆アルミ熱処理炉
◆非鉄金属熱処理炉
◆真空炉
◆雰囲気炉
◆雰囲気ガス発生装置
◎詳しくは関連カタログをご覧いただき、お気軽にお問合せください
関連リンク
- サンファーネス公式サイト
創業以来40年を超える経験と実績で、各種熱処理炉、雰囲気ガス発生装置の設計、製作を行っています。
お問い合わせ
※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。
サンファーネス株式会社