【事例集】養殖場による自動水質管理

最終更新日: 2024-11-12 16:24:29.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

養殖場にて魚を飼育する際に発生する水中の窒素化合物（アンモニア、硝酸、亜硝酸）を連続的に管理し、水槽内の水質を適切に保持します。
INSTRAN製水質計は陸上養殖用にアンモニア計、硝酸計、亜硝酸計と様々な分析計を取り揃えています。アンモニア計の場合、分析計の特徴は以下の通りです。
・1ppm以下の低濃度域で濃度測定が可能です。
・海水成分による干渉を受けずにアンモニアの濃度を測定します。
・1回の測定時間は約15分です。測定間隔を設定する事で自動で連続測定を行います。
・1分析毎に洗浄を行い、電極及びベッセル内を清浄に保ちます。
・SKA方式（標準液の同時測定）により、ISE電極によるドリフトを補正します。
・試薬はNaOHとNH4Clを使用します。1分析辺りの使用量が微小の為、メンテナンスコストを安価に抑えます。
・海水中の無機塩成分がの電極や容器内への堆積を防ぐために、塩酸による洗浄機能を設ける事ができます。

硝酸計もアンモニア計と同様にISE電極を使用して濃度管理を実施します。
亜硝酸計は比色式のセンサーを使用します。
その他の測定原理はアンモニア計と共通です。

関連情報

Instran オンラインアンモニア計【陸上養殖・海水・淡水】

・ISE（イオン選択式）電極にてアンモニア濃度を測定。
・測定レンジ：0.5ppm、2ppm、5ppm、20ppm、100ppmの範囲で使用可能。
・精度：±2%、繰り返し精度：±2％。
・分析時間：10分程度。校正1点。
・自動洗浄、自動校正機能付。
・アラーム接点、4-20mA電流出力機能付。

Instran 水質計総合カタログ

・ISE・比色式の2種類の測定方法で様々な水質パラメータに対応
・4-20 mA 信号搭載、RS-485対応
・動作温度：0～45℃

測定範囲は、対象により異なります。
詳細はお問合せください。

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