アルミ鋳物の特性を活かした、高い制振性能と耐腐食性能を持つロボット架台です。
溶接アングルよりも制振性能が高く、食品工場でも使える衛生面に配慮したデザインです。
材質はアルミ合金AC7A。アルミ鋳物合金の中ではもっとも耐腐食性があり靭性に優れます。
また本製品は日刊工業新聞主催2014年「超モノづくり部品大賞」の奨励賞を受賞しています。
高い振動吸収性能、無塗装であることから塗装剥離による異物混入のリスクを抑え、流線形で掃除が容易、規格品化でコストや納期を低減し、リサイクルが可能な材質の採用などが高く評価されました。
ロボットベースは750/700/650/550/450/300/250/200mmの全9バリエーションございます。
若干の高さ変更は承れます。
基本情報
■ロボットベース・トール仕様
高さ:650mm/700mm/750mm
重量: 68kg / 71kg / 74kg
取付座面:360mm×360mm
設置座面:450mm×450mm
材質:AC7A
表面仕上:ショットブラスト仕上(オプション:バフ研磨/アルマイト処理)
ロボット取付タップ:各メーカーのロボットに合わせ都度タップ加工(ヘリサート挿入)
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | 株式会社レオンアルミ |
用途/実績例 | ○詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
詳細情報
『ロボットベース』の素材は制振性に優れたアルミ合金AC7Aを採用。
マグネシウムを超える減衰比となっています。
僅かな減衰比の違いでも精密さと速度を要求されるロボット台座には影響があり、座面の振れを抑制することでロボットの位置決め静定時間を短縮、タクトタイムの向上に大きく寄与します。
アルミ合金同士の減衰比較をグラフに示します。
AC4C材とロボットベースに使用しているAC7Aとの比較となります。
社内比較では減衰比が0.042異なる材質でも最大で0.1mmの微振動による違いがわかります。
関連カタログ
CAD図ダウンロード
型番 | 概要 | CADダウンロード |
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ロボットベース・トール | サイズが標準化され制振性に優れた、アルミ製の小型ロボット架台です。よく使われるサイズを揃え、設計製作の手間が掛からず短納期です。 |
DXF:364KB
2D
STP:3MB
3D
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お問い合わせ
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高津伝動精機株式会社