高い定格荷重で装置のコンパクト化に貢献します。
ガイドボールブッシュ LG形は4条列のサーキュラーアーク溝(転動溝)を設けているため、外筒の回転止め機構が不要になります。
また、リニアブッシュLM形の同サイズ品と比較すると定格荷重は2倍以上(LG-S形)と大幅に向上します。
そのため、リニアブッシュからガイドボールブッシュへの置き換えにより、案内部のコンパクト化・低コスト化と長寿命化が可能となります。
基本情報
■THK ガイドボールブッシュ LG形
●特長
・リニアブッシュに比べ定格荷重UP
ボールの接触構造がサーキュラーアーク溝採用によりR接触となっているため、点接触である同サイズのリニアブッシュLM形と比較して2倍以上の定格荷重を実現しています。
・転動溝があるため回転止めが不要
サーキュラーアーク溝を設けているため、リニアブッシュLM形に必要な回転止め機構が不要となり、装置のコンパクト化が可能となります。
・リニアブッシュLM形と寸法互換
リニアブッシュLM形と外筒の外径と長さが同一であるため、リニアブッシュLM形からの置換えを行うことが可能です。
・ナットとシャフトはセットフリー(組合せ自由)
リニアブッシュと同様にLGナットとLGシャフトの組合せが自由です。
●種類
・LG-S形
リニアブッシュLM形とLGナットの径と長さの寸法を同一としたタイプ。
LM形との置き換えが可能です。
・LG-L形
LG-S形のLGナット全長を長くし、負荷能力を向上させたロングタイプ。
※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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型番・ブランド名 | THK株式会社 |
用途/実績例 | リニアブッシュからガイドボールブッシュLGへの置き換え ○長寿命 リニアブッシュと同寸法で2.4倍以上の定格荷重を有しているため、LG形へ置き換えると13.8倍以上の寿命が得られます。 ○装置のコンパクト化 リニアブッシュは、回転方向の荷重が掛かる使用方法に適していないため、トルクが作用しない条件下においても、並列使用や回転止め機構を設ける必要があります。 しかし、ガイドボールブッシュは過大なトルクが作用しない条件下であれば、4条列のサーキュラーアーク溝を設けた構造であるため、シャフト1本での使用も可能となり装置のコンパクト化に貢献します。 ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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