タカヤ株式会社

【RFID活用の基礎知識】RFIDとは?

最終更新日: 2024-11-18 15:13:46.0
お客様の課題をRFID活用で解決します!!基礎から応用まで、詳細は弊社サイトをご覧ください。

*RFIDとは?
RFID(Radio Frequency Identification)とは、RFタグとRFIDリーダー(読み取り装置)の間で電磁波や電波を送受信し、非接触でRFタグの情報を読んだり書き換えたりするシステムの総称です。
身近なRFIDの活用例としては、交通系ICカードや電子マネー、そのほかにも製造・流通・小売り・医療など、さまざまな業界で導入が進んでいます。
RFIDは、電波の届く範囲であれば複数のRFタグを同時に読み取ることが可能です。そのため、1つ1つ読み取る必要があるバーコードや2次元コードに代わる技術として注目されています。

*RFIDの特長
RFIDには、非接触一括読み取りや隠れていても読めるなど、バーコードにはない優れた特徴があります。反面、金属や水分の影響を受けたり、読まなくていいものまで読み取ってしまうなどのデメリットもあります。近年はRFIDタグの低コスト化も進みつつあるものの、バーコードとはコストにも大きな差があるため、それぞれの特徴を理解し、解決したい課題や運用に合った技術の選択が大切になります。

基本情報

*RFIDタグ
RFタグは情報の書き込まれたICチップと通信用のアンテナを一体化したものです。
複数の対象物を同時に識別できるだけでなく、ダンボールや袋に入っているものも識別できます。パッシブタグ(電池不要)やアクティブタグ(電池内蔵)など、種類によって選択できます。RFタグは大きく分けて、ラベルタイプや樹脂タイプ、紙タイプ、ハードタイプなどがあり、用途に合わせ最適な形状の物を選んで使用します。

*RFIDリーダライタ
RFIDリーダライタ端末を使用して、RFタグに書き込まれたデータを読み書きすることができます。RFIDリーダライタは、据置タイプ、ゲートタイプ、ハンディタイプなど、用途に合わせて選択できます。
読み取った(受信した)データは、パソコンやスマートフォンなどの上位機器を介してアプリケーション上で処理されます。また、弊社ではパソコンがなくても、リーダ側でデータ処理を行うことが可能な自律型リーダも提供しています。

*アプリケーション
取得した実績データを上手に運用するには、リーダライタの制御、基幹システムとの連携、データの可視化といったアプリケーション開発が必要不可欠です。

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 在庫管理の効率化を計りたい
倉庫内の在庫を正確に追跡できます。バーコードスキャンの手間が不要で、一括読み取りが可能です。在庫の位置や数量をリアルタイムで把握でき、適切なタイミングで発注や補充を行えます。

通い箱・パレットの紛失をゼロにしたい
物流現場では、パレットやカゴ車の紛失が問題となります。RFIDを使用することで、これらの物品の位置を正確に把握できます。

作業実績を自動で収集したい
現品票やかんばんカードにRFタグを取り付けて、アンテナ上に置くだけで自動で作業時間を収集できます。作業者の人員配置を見直し生産効率化に繋がります。

金型管理の効率化を計りたい
製造業では金型の管理が重要です。RFIDを金型に取り付けることで、位置や使用履歴を追跡できます。

工具の持出・返却を正確に管理したい
工場内での工具の持ち出しや返却をRFIDで管理することで、ヒューマンエラーを減らし、工具の紛失を防ぎます。

棚卸業務のヒューマンエラーを削減したい
棚卸業務は正確性が求められますが、RFIDを導入することで自動的にデータを収集でき、ヒューマンエラーを最小限に抑えます。 

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