製品・サービス

分析・センサ・真空管・電子銃など、あらゆる分野に利用されているコイルです。
数ミクロン径のワイヤから作られる超微細なものから、いろいろな材料をあらゆる形状に加工しています。
また水素やその他の雰囲気中における高温熱処理を施すことで、酸化物・不純物を取り除き、
変形を防止したり、抵抗値を制御したり、トルクや抗張力をコントロールしています。

タングステン・高融点金属・レアメタルなどの難加工・難削材の精密加工製品です。
1個の試作から量産対応まで短納期での対応を心がけ、実験・条件出しから、量産製造装置の設計まで、
お客様のご要望に親身に対応いたします。

これまでに、タングステンをはじめ、モリブデン、ニオブ、タンタル、レニウム、白金、チタン、白金イリジウム、ニッケルなど、各種レアメタルを加工してきました。
３ＤＣＡＤ／ＣＡＭを用いて、ＮＣ切削加工、ＭＣ複合加工、放電加工などあらゆる加工に、対応いたします。

岳石電気は、タングステンなどの材料を用途に合わせ、国内外の材料メーカーと共同で開発してきました。
特に高温特性にすぐれたドープタングステンや、５Ｎ、６Ｎといった超高純度タングステンの開発にも力を入れてきました。
しかし、さらに特殊な用途に向けて、少量で特殊機能をもった材料を開発したいというお客様のご要望はまだ多く、それに対応する為、少量生産に適した材料製造設備を用意し、原材料の調達から、条件出し、そして量産対応まで、新材料の開発をお手伝いしています。

タングステンといえば、通常は金属で、金属タングステンの場合、陶器と同じように粉を固めて、それを焼結し、さらに純タングステンは鍛造をして仕上げていきます。
この工程は非常に長く、高コストですし、また金属タングステンは、非常に重く、硬く、柔軟性が無いといった特徴があります。

その為、柔軟性を持たせつつ、重さと放射遮蔽性を両立させ、さらに低コストな製品として、タングステンのパウダーと樹脂を原料とした樹脂タングステン製品があります。

岳石電気の強みの一つとして、ワンストップで製造完了できる特長があります。
フォーミングや切削等の機械加工だけでなく、レーザー・プラズマ・抵抗などの各種溶接方式に精通し、タングステンや銅といった電位差・融点差のある材料の接合や、0.1mmといった細物同士の接合などにも対応します。
またセラミックと金属のロウ付け接合や焼き嵌め、メタライズなども可能です。
他にもコイル自身にセラミックを溶射したりコーティングしたりするなど、あらゆる要望に細かく対応いたします。

岳石電気は既存照明分野（放電灯・白熱灯・ハロゲンランプ・蛍光灯など）の発光素子・ランプコアパーツ製造では長い歴史と大きなシェアを持っています。
世界中の有名ランプメーカーで岳石電気製品を使ったことが無い会社は無い程です。
以下の各種放電灯用の特殊電極は岳石電気の主力製品であり、その高い信頼性で世界中に広く利用されています。

ハロゲンランプ、白熱灯、クリプトンランプ、紫外線ランプ、蛍光灯、航空機用ランプ、空港施設用ランプなど、あらゆる照明に各種タングステンを利用したフィラメントコイルが利用されています。
岳石電気のコイル製造装置はほとんどが自社のオリジナル製で、あらゆる形状のフィラメントコイルをフォーミング、加工できます。

岳石電気では、問題解決のため様々な実験や開発を行ってきました。ここでは、それらの一部事例をご紹介いたします。
岳石電気はお客様の問題を共有し下記事例のように解決していきます。
お気軽にお問い合わせください。