フィンランド、ヘルシンキにあるリンナンマキ遊園地のジェットコースターは、2018年に建設工事を開始して、2019年に完成しました。
本プロジェクトは遊園地のオフピークシーズンに実施することで合意していたため、夏のピークシーズンを過ぎてから解体作業を開始し、翌年の夏前までにアトラクションを完成する必要がありました。
既存の構造物や設備との距離を十分に確保することが、ジェットコースターの形状を決めるうえで大きな課題となり、高さによって景観が異なることも、基礎部分を設計するうえで考慮すべき課題となりました。
施工業者は建設予定地の岩盤表面のレーザースキャンを広範囲に渡って実施し、その情報は掘削やストレストアンカーの設置など、基礎部分の設計に利用。
「Tekla Structures」はレーザースキャンした地形データを取り込むことが
可能なため、そのデータを元にレールを固定する基礎部分を設計することができました。
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基本情報
【事例概要】
■課題
・既存の構造物や設備との距離を十分に確保すること
・高さによって景観が異なる
■導入製品:Tekla Structures
■解決策:モデルを利用してボルト位置を建設現場と共有し、実際の寸法もBIMモデルで確認
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