株式会社東日製作所

二度締め検出機能付き無線式単能形ポカヨケトルクレンチCSPFHW

最終更新日: 2022-09-30 11:34:06.0
一度締めたボルトの再締付けによるダブルカウントを防止。締付け回数管理によるポカヨケの弱点を克服した無線ポカヨケトルクレンチ。

生産工場の組み立て工程で行われている『締め忘れ防止(ポカヨケ)』で一般的な仕組みが、締め付け回数管理です。
ポカヨケトルクレンチはカウンタやPLCと接続して、締め付け回数が規定値に達したらランプやブザーの点灯/発音の他、ラインのインターロック制御などを行い、締め忘れを防止している事が多いようです。
ところが締付け回数管理では「二度締め」が問題でした。
これは一度締めた際にカウントアップし、再度同じボルトを締めてまたカウントアップしてしまうと、例えば実際は1本のボルトが締めて無いのにかかわらず、締め付け回数だけ規定値に達してOK判定を出して、インターロックが解除されてしまうことが考えられます。そこで色々タイマーを工夫するなどして対応していました。
CSPFHWシリーズは、東日独自のジャイロセンサによる「2度締め検出機能」(※PAT.PEND)により、ボルトの回転角度を検出して二度締めの有無を判定します。
東日のCSPFHWシリーズは、締付け回数管理によるポカヨケ(締め忘れ防止)の信頼性を本質的に高め、自工程完結に近づきます。

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基本情報

◆CSPFHWの特長◆
1)ジャイロセンサにより角度を検出。予め設定した「二度締め判定角度」以下の場合、『二度締め』と判定します。
2)大型LEDにより二度締め判定結果や通信状況が作業者の手元で容易に確認可能。
3)FH256MCシリーズで使用中の受信機(R-FH256)や設定ボックス(SB-FH256)、マルチ接点ボックス(I/O-FH256)が流用可能。新規投資コストを抑えられます。※SB-FH256のバージョンに一部制限があります。詳細はカタログをご覧ください。
4)トルクレンチに7桁の英数字や3桁のIDが設定でき、締付けに使用したトルクレンチが特定できるのでトレーサビリティが繋がります。
5)単4アルカリ電池1本で約15万回の締付け可能。
6)業界屈指の品揃え、東日の交換ヘッドが約300種使用可能。
◆仕様概要◆
・5~280Nmまでシリーズ7機種。
・トルク精度±3%
・無線通信距離 約10 ~ 20m(電波環境により変動します)

詳細はカタログをダウンロードしてご覧ください。
※電子ブックには対応していません。

価格帯 1万円 ~ 10万円
納期 お問い合わせください
※ 受注時生産品です。納期はお問い合わせください。
型番・ブランド名 2度締め検出機能付き無線式単能形トルクレンチ「CSPFHWシリーズ」
用途/実績例 【用途】ポカヨケ(締め忘れ防止)
・輸送機(自動車・トラック・バス・オートバイ・鉄道車両)等のトルク管理。
・産業機械の組み立て
・現在、無線ポカヨケトルクレンチ「FH256MCシリーズ」や「T-FHP」シリーズを使用中の組み立て工程。

ラインナップ

型番 概要
CSPFHW25N3X10D トルク調整範囲:5~25Nm 価格:¥64,750(税別) ※交換ヘッドは東日の10Dシリーズが使用可能。
CSPFHW50N3X12D トルク調整範囲:10~50Nm 価格:¥65,950(税別) ※交換ヘッドは東日の12Dシリーズが使用可能。
CSPFHW50N3X15D トルク調整範囲:10~50Nm 価格:¥66,600(税別) ※交換ヘッドは東日の15Dシリーズが使用可能。
CSPFHW100N3X15D トルク調整範囲:20~100Nm 価格:¥68,250(税別) ※交換ヘッドは東日の15Dシリーズが使用可能。
CSPFHW140N3X15D トルク調整範囲:30~140Nm 価格:¥71,950(税別) ※交換ヘッドは東日の15Dシリーズが使用可能。
CSPFHW200N3X19D トルク調整範囲:60~200Nm 価格:¥75,300(税別) ※交換ヘッドは東日の19Dシリーズが使用可能。
CSPFHW280N3X22D トルク調整範囲:100~280Nm 価格:¥86,250(税別) ※交換ヘッドは東日の22Dシリーズが使用可能。
FHWシリーズ CSPFHWは2021/7時点で日本(TELEC)、アメリカ(FCC)、カナダ(IC)、EU(CE)、台湾(NCC)、韓国(KC)、タイ(NTC)、インド(WPC)、インドネシア(SDPPI)、シンガポール(IMDA)、南アフリカ(ICASA)の技術基準に適合。但し、インドネシア(SDPPI)に関しては輸出方法が限定されますのでお問い合わせください。また中国でも使用可能です。

詳細情報

CSPFHW-2-2.jpg
【二度締め検出の仕組み】CSPFHWはジャイロセンサを用いた角度検出による二度締め判定を行う為、締付け動作が2段階になっています。
・1段目は角度検出を開始するトリガトルクに達した際の軽いクリック感(aの位置)。2段目が本締めで、設定トルクに達した際の「カチン音」と強いクリック感(bの位置)があります。
・設定した二度締め判定角度より回転角が小さい場合( a - b' )では二度締めと判定してNG となります。
◆詳細はカタログをご覧ください◆
CSPFHW-3-JPG.jpg
•大型LED の採用により通信状況や二度締め検出が作業者の手元で容易に確認可能です。
・受信機が正常に締付け完了信号を受信すると受信OKとなり、LEDが青点灯します。
・受信機が締付け完了信号を受信できない場合は受信NGとなり、LEDが3回赤点滅します。
・また、2度締め判定がNGの場合は、LEDが赤点灯します。

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