東日ラチェット付プリセット形トルクレンチQL/QLE2

最終更新日: 2022-09-28 16:38:15.0

設定トルクに達すると「カチン」と締付完了を知らせ、締付けの個人差を無くします。グローバルスタンダード。東日のQL型トルクレンチ。

■東日製作所は1954年に日本で初めてプリセット形トルクレンチのＱＬ型を開発しました。（注）（注：国立科学博物館産業技術資料データベースから）■何気なく使っている言葉「QLレンチ」のQLは東日の型式名です。◆QL2N～QL25N5は「見やすい大型目盛、簡単・確実トルク設定」■QL25N5-1/4、QL100N4-3/8、QL280N-1/2は「高耐久性・小サイズ角ドライブ技術」を採用。従来より1サイズ小さな角ドライブで、接続するソケットが従来の半額で済む事もあります。■東日のシグナル式トルクレンチは、1年または10万回（どちらか早い方）の耐久精度を保証。10万回毎に測定・調整を行えば、最大容量が420Nm以下で100万回、550～1000Nmで50万回、1400Nm以上で25万回程度は使用可能です。■トルクの変更は目盛によって容易に行なえます。■QL25N〜QL280Nは樹脂グリップ付。■樹脂グリップ無しのローレット仕上げモデル「QL-MHシリーズ」を別途用意。■大型機種のQLE2は本体分離型。エクステンションハンドルを取り外し省スペース収納が可能。（2013/7/22改良新発売。簡単トルク設定可能です）

QLレンチのQLは東日製作所の型式名です。トルクレンチの代名詞「東日のQLシリーズ」ホームページへのリンクです。

基本情報

■「カチン」と締め付け完了の音と感触が伝わるので、作業性が良いのが「クリック式トルクレンチ」の利点です。
■耐油性樹脂グリップで滑りにくく、冬でも冷たさを感じません。
■主目盛り＆副目盛り部に設けたプラスチックレンズで目盛りの数値を拡大表示。視認性に優れています。（QL50N～QL280N）
■ポカヨケトルクレンチQLLSシリーズも標準でご用意しています。
■特殊仕様品の製作実績も豊富。（トルクセンサー内蔵モデル等）
■修理・校正も承ります。ご相談ください。
■0.4Ｎｍ〜2800Ｎｍまで専業メーカーならではの20機種を標準在庫品としてシリーズランナップ。長すぎず・短すぎず、最適な機種を選べるので作業効率がアップします。
■QL420N、QLE550N2～2800N2のハンドル部はローレットです。
■大型のQLE２シリーズは、保管に便利な本体が2分割式。（出荷時は2分割状態で、使用時に「エクステンションハンドル部」をねじ込んで使います）
■標準仕様品でお困りの際は、是非一度ご相談ください。
■高精度　±３％、ISO6789-2017に対応（QL2N、QL5Nを除く）

価格情報	￥19,750〜￥415,800
納期	お問い合わせください ※ お問い合わせください。東日メーカー在庫・詳細仕様はＨＰで確認できます。 http://tohnichi.jp/
型番・ブランド名	QL/QLE2
用途／実績例	■小ねじから大径ボルトまであらゆる締付作業に対応。 ■ねじのサイズに換算すると、標準的な締付けトルクの場合M3〜M42程度のトルク管理が可能。 ■海外輸出用にはｋｇｆ・ｃｍ系、日本国内の航空機産業（製造/整備）やアメリカ輸出用にはｌｂｆ・ｉｎ系製品も製造・販売をいたします。ご相談ください。【航空機産業に向けに確かな実績！】日本国内では計量法の為、SI単位（N・m等）しか使用/使用を目的とした販売ができません。航空機関連ではアメリカン（ヤード・ポンド）単位の使用が可能な場合がありますのでご相談ください。東日は経済産業省より600機種以上のヤード・ポンド単位製品の『包括承認』を受けています。簡素化された手続きでのご提供が可能です。航空機産業向けヤード・ポンド単位のQL/QLE2はカタログ『東日トルク機器製品案内-航空・宇宙-』をご覧ください。 ■東日はトルク機器のトップメーカー（注）です。（注：2014/3/17発表　経済産業省の「グローバルニッチトップ企業100選」から）

ラインナップ

型番	概要
QL2N	トルク調整範囲：0.4～2Nm　角ドライブは□1/4インチ（6.35mm） 2013/9/24新発売。
QL5N	トルク調整範囲：1～5Nm　角ドライブは□1/4インチ（6.35mm） 2013/9/24新発売。
QL10N	トルク調整範囲：2～10Nm　角ドライブは□1/4インチ（6.35mm） 2013/9/24新発売。
QL15N	トルク調整範囲：3～15Nm　角ドライブは□1/4インチ（6.35mm） 2013/9/24新発売。
QL25N5-1/4	トルク調整範囲：5～25Nm　角ドライブは□1/4インチ（6.35mm） 2013/9/24新発売。
QL25N5	トルク調整範囲：5～25Nm　角ドライブは□3/8インチ（9.53mm） 2013/9/24新発売。
QL50N	トルク調整範囲：10～50Nm
QL100N4-3/8	トルク調整範囲：20～100Nm　角ドライブは□3/8インチ（9.5mm） 2011/12/1新発売。
QL100N4	トルク調整範囲：20～100Nm　角ドライブは1/2インチ（□12.7mm）
QL140N	トルク調整範囲：30～140Nm
QL200N4	トルク調整範囲：40～200Nm
QL280N-1/2	トルク調整範囲：40～280Nm　角ドライブは□1/2インチ（12.7mm） 2012/7/21新発売。ソケットが□3/4（19.1mm）の半額で済む場合もあります！
QL280N	トルク調整範囲：40～280Nm
QL420N	トルク調整範囲：60～420Nm　メタルハンドル（ローレット）
QLE550N2	トルク調整範囲：100～550Nm　メタルハンドル（ローレット）2013/7/22新発売
QLE750N2	トルク調整範囲：150～750Nm　メタルハンドル（ローレット）　2013/7/22新発売
QLE1000N2	トルク調整範囲：200～1000Nm　メタルハンドル（ローレット）　2013/7/22新発売
QLE1400N2	トルク調整範囲：300～1400Nm　メタルハンドル（ローレット）　2013/7/22新発売
QLE2100N2	トルク調整範囲：500～2100Nm　メタルハンドル（ローレット）　2013/7/22新発売
QLE2800N2	トルク調整範囲：800～2800Nm　メタルハンドル（ローレット）　2013/7/22新発売
QL/QLE2シリーズの在庫・価格はこちらから	https://www.tohnichi.co.jp/stock_price_inquiries?category=12&item=24

詳細情報

大型トルク目盛で簡単・確実トルク設定
QL2N～QL25Nまでの6機種は、見やすい大型トルク目盛で簡単トルク設定。トルク調整後に指を離すだけでトルク目盛のロックが完了します。
簡単・確実なトルク調整機構を新規開発いたしました。

これは便利！トルクレンチの色分け管理が可能！
QL2N～QL25N5までの6機種は、ご要望の多かった【トルクレンチの色分け管理】に対応いたしました。赤・緑・青の「カラーリング」（※別売）を取り付けて、工具の色分け管理が可能です。

QL25N5-1/4、QL100N3-3/8、QL280N-1/2で採用した「高耐久性・小サイズ角ドライブ技術」のFEM解析例
【ソケットが安くなる場合が多い！】QL100N4-3/8で採用した、「高耐久性・小サイズ角ドライブ技術」を展開。従来製品より接続するソケットの角ドライブサイズが小さくて済むので、一般的にローコスト。□1/4のQL25N5-1/4、□1/2のQL280N-1/2も好評販売中。（特許出願済）1年または最大トルクで10万回のいずれか早い方の耐久性を保証いたします。

小型のQL型トルクレンチの校正はどうすれば？
小型QL型トルクレンチ（QL2N、QL5Nはデジタルトルクレンチテスタの最小機種「DOTE20N4」の計測範囲外で困った・・！そんな時にはデジタルトルクドライバテスタ「TDT3シリーズ」とローディング装置「TDTLA3」の組み合わせで測定できます。当イプロスからTDT3とTDTLA3が掲載されたカタログ「製品案内」がダウンロードできますのでご覧ください。

東日の「QL/QLEシリーズ」はRoHS指令対応製品です。
東日のラチェット付プリセット形トルクレンチ「QL/QLEシリーズ」全機種は、欧州RoHS（特定有害物質の使用制限）指令に適合しており、グリーン調達や輸出管理が簡便になります。イプロスにて「東日総合製品案内」PDFがダウンロードできますので是非ご覧下さい。

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