『過熱蒸気発生装置』洗浄・リサイクル用途で環境負荷を大幅に低減！

最終更新日: 2023-07-31 14:38:50.0

過熱蒸気で作業者と環境に配慮した熱処理・洗浄が可能。薬剤不使用、廃棄物の再資源化を実現します。

■環境負荷低減用途例■
・薬剤洗浄から過熱蒸気洗浄に
・プラスチックや炭素繊維のリサイクル
・廃棄物の炭化や減容
・有期物のガス化や燃料化

過熱蒸気発生装置UPSSは、200～1200℃の過熱蒸気を±1℃の精密な温度制御で発生可能です。ご要望に応じて蒸気量6000kg/hクラスの大容量タイプも対応できます。必要な場所へ過熱蒸気を供給、またはお客様の装置に組み込んで使用頂けます。
過熱蒸気の他に空気や窒素、アルゴンなどのガスなど様々な流体を加熱可能です。

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基本情報

【仕様】
蒸気温度　：200～1200℃
蒸気量　　：1～6000kg/h
タイプ　　：Wシリーズ　水から過熱蒸気を発生（Max.240kg/h）
　　　　　：Sシリーズ　飽和蒸気から過熱蒸気を発生（Max.6000kg/h）
　　　　　：Dシリーズ　配管を加熱して過熱蒸気を発生
電源周波数：三相　50Hz/60Hzいずれか

【特徴】
　・超高温過熱蒸気を発生。従来の過熱蒸気ではできなかった加工や熱処理が可能
　・過熱蒸気温度精度±1℃と精密な温度制御が可能
　・95％の高い熱効率でランニングコストを削減
　・商用周波数を使用するため、電波法適用外
　　過熱蒸気は常圧で簡易ボイラーのため取扱免許が不要
　　誰でも簡単に操作できます
　・簡単なメンテナンスで運用コストを削減

京都営業課:075-581-5691　関東営業所:045-475-5120

※詳細はお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。

価格帯	お問い合わせください
納期	お問い合わせください
用途／実績例	【用途例】 ○金型の洗浄　⇒樹脂成形用金型の表面に付着したゴム・樹脂の清掃。　　低酸素状態で高温のため、樹脂の溶融や昇華による洗浄が可能です。 ○廃棄物の減容・炭化処理 ○有機物のガス化・燃料化 ○繊維強化プラスチックの繊維リサイクル ○セラミックの脱バインダー　⇒脱バインダー時間の短縮により生産性向上・開発サイクル短縮 ○機械部品の脱脂・乾燥　⇒酸化せず、短時間で脱脂・乾燥が可能 ○殺菌・滅菌処理　⇒高温蒸気で医療器具や食品・食品容器などを殺菌・滅菌 ○錫メッキのリフロー処理　⇒ウィスカー現象低減、応力除去、酸化防止 ○金属の熱処理・表面改質・溶解 ○食品の焼成　⇒食品に焼き目を付けることも可能です。 ○粉末や金属、塗装の乾燥 ○防爆性熱源

詳細情報

【実験】アルミ溶解
1000℃の過熱蒸気アルミ（40mm角）に吹き付け、約5分間で溶解しました。
鋳型の近くで必要量を溶解でき、低酸素状態の過熱蒸気は溶解したアルミの表面に酸化被膜が発生しないことが特徴です。

【実験】炭素繊維リサイクル
ゴルフシャフトを切断したものに1000℃の過熱蒸気吹きかけ、約1分で樹脂を昇華させ繊維の状態に戻しました。
炭素繊維への与えるダメージを極めて低く抑えたリサイクル処理方法として注目されています。

【実験】フィルター洗浄
500℃の過熱蒸気で樹脂がこびりついたストレーナーを洗浄し、約1分で完全に樹脂を昇華させます。
過熱蒸気はものの隅々にまで行き届くため、極細のノズルや複雑な形状をした部品等の洗浄に効果を発揮します。

【実験】食品の炭化
生のみかんを300℃の過熱蒸気で炭化しました。
過熱蒸気は低酸素状態であるため、廃棄物を高品質な炭へと再資源化します。

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