「ショックガードTGXシリーズ」
ショックガードTGXシリーズは設定以上のトルクが掛かるとドライブボールが回転し、空転させることによって過負荷を逃がす機器です。TGXはより高精度、剛性に優れており、高精度位置決め等の用途に適しています。下記にある<つばきパワトラ総合技術サイト・ショックガードTGX詳細ページ>をクリックしていただきますと、詳しい商品説明をご覧いただけます。新形番の確認・旧形番から新形番への置換ソフト・自動作図サービス・取扱説明書・2DCAD&3DCAD・選定及びトラブルシューティング等ご確認していただけます。
<形番変更>
2018年4月から形番変更を実施しました。軸穴径はmm単位で対応し軸穴公差は全9種類、キー溝公差は新JIS・旧JISの全4種類、止ネジ位置も最大9種類から選択可能で、100万通り以上の組み合わせを実現しました。
基本情報
【特長】
・高精度トリップ
トリップ時のロストモーションは極めて小さいため、高精度なトリップが期待できます
・自動復帰
過負荷の原因が改善されれば自動的に駆動側が再噛み合いし、元に戻ります
・ワンポジションタイプ
トルク伝達素子となるボールとポケットの配列は不等配になっているため、かみ合い位置はワンポジションとなります
・簡単トルク調整
調節ナット(ボルト)を回すだけで、自由にトリップトルクの調整を行えます
・カップリング機能
カップリングタイプであれば、角度誤差、平行誤差、軸方向変位などのミスアライメントはボール&ウェッジ機構が吸収します
・ノンバックラッシ
独創的なボール&ウェッジ機構により、バックラッシは全くありません
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | ~ 1週間 |
用途/実績例 | 【精密機械・医療機械】 ・レントゲン駆動用としては、レントゲンが旋回した際に過負荷を検知しTGXが機械を保護します。 ・小型精密印刷機に紙詰まりが発生した際も、過負荷を検知、空転することによって過負荷を逃し機械を保護します。 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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TGX10 | 【バネ強さ】L(弱)M(中)H(強) 【設定トルク範囲1.7~29N・m 【最高回転速度】1,400r/min 【軸穴径】9mm~15mm |
TGX20 | 【バネ強さ】L(弱)M(中)H(強) 【設定トルク範囲6.5~68N・m 【最高回転速度】1,100r/min 【軸穴径】10mm~25mm |
TGX35 | 【バネ強さ】L(弱)M(中)H(強) 【設定トルク範囲23~196N・m 【最高回転速度】800r/min 【軸穴径】14mm~35mm |
TGX50 | 【バネ強さ】L(弱)M(中)H(強) 【設定トルク範囲45~392N・m 【最高回転速度】600r/min 【軸穴径】20mm~55mm |
TGX70 | 【バネ強さ】L(弱)M(中)H(強) 【設定トルク範囲127~784N・m 【最高回転速度】480r/min 【軸穴径】25mm~70mm |
詳細情報
小型精密印刷機に紙詰まりが発生した際も、過負荷を検知、空転することによって過負荷を逃し機械を保護します。
グリッパー部の回転の途中で障害物があったり、取り出しセットがうまく作動しないかった際にTGXがトリップしカムの破損やぐりっぱーの変形を防ぐ機構です。
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