ターク・ジャパン株式会社

生産設備遠隔監視|状態監視ソリューション

最終更新日: 2023/12/15
振動・温度をもとにした遠隔監視システムを約10分で構築可能。トライアルキットを貸し出し中!

プリセッティング済みの評価用トライアルキットを貸し出し中!
手軽に状態監視ソリューションを体験できます。詳細はお気軽にお問い合わせください。

<遠隔監視システム『PUSHLOG』とは?>
ゲートウェイ、携帯回線、クラウドシステム、ダッシュボードをまとめて提供。
最大31台のModbus/RTU対応センサを直接接続でき、簡単に設定可能です。
遠隔から機器の温度・振動データの確認・収集・分析などが行えるようになるほか、
異常時にはアラームメールの送信にも対応。
モータやポンプ、減速機などへの設置で、回転機構の故障、部品の緩みの特定・予測などに活用できます。

<振動・温度センサ『QM30VT2』の特長>
Modbus/RTU通信に対応し、2軸の振動と温度を測定可能です。
振動データを内部で処理し、意味のあるデータに変換した状態で出力できるのも特長です。

★PDFダウンロードにて、製品や評価用トライアルキットの詳細をご覧いただけます。
 資料をダウンロードいただいた方へ「バスダクトの状態監視への活用事例」も進呈中。
 お問い合わせもお気軽にどうぞ。

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基本情報

【振動・温度センサ『QM30VT2』の仕様】
通信プロトコル:RS-485/Modbus RTU
保護構造   :IP67またはIP69K
ハウジング材質:アルミニウムまたはステンレス
周囲温度範囲 :-40~+105℃

<主な出力データ>
・速度実効値
振動のエネルギーをよく表し、装置のアンバランス、取り付け不良などによる
ガタ、ミスアライメント、オイルウィップの診断等に有効。
ISO振動評価基準により、誰にでも状態の優/良/可/不可の判定が可能

・温度
周囲温度や設置設備から伝達したセンサの内部温度

・ピーク加速度、ピーク速度
計測時間内に動作と停止を繰り返す設備の診断等に有効

・加速度実効値
1~4kHzの中高周波数帯のフィルタ処理機能を保有。
ベアリングの劣化、ポンプのキャビテーション、衝撃の診断等に有効

・尖度
分布の鋭さを表す値。ベアリング傷の進行度合いの診断等に有効

・波高率
波形のピーク値を実効値で割った値。初期段階のベアリング傷の診断等に有効

※詳しくは資料をご覧ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。

価格帯 1万円 ~ 10万円
納期 ~ 1週間
※ 数量や受注状況によって納期が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
型番・ブランド名 振動・温度センサ :QM30VT2シリーズ、および遠隔監視システム:PUSHLOG
用途/実績例 このソリューションによって、タークは設備に関して主に以下の提案が可能です。

1)モータ、ポンプ、コンプレッサー、ファン、送風機、減速機などの振動と温度データの遠隔からの状態監視、およびデータロギング。

2)上記の設備・機械の振動の速度実効値を用いた遠隔からの診断。
  (相対値診断、絶対値診断および相互診断)

3)上記の設備・機械に対しての振動波形を分析した遠隔からの精密診断。

4)振動・温度センサは、このセンサとは別に提案可能な電流測定センサと組み合わせて使用することでモータやコンプレッサなどの電動機の振動、温度、電流を測定し、包括的に状態監視することができます。

5)上記の状態監視システムの導入を極めて短導入期間、かつ低コストで実現することができます。背景としては既存のシステムに接続せずに、PUSHLOGの携帯回線を使用してセンサとPUSHLOGのみのシステム構成で状態監視を実現できることがあります。

6)弊社が別に提案している無線機器DX80シリーズを使用することで、センサ間配線、およびゲートウェイであるPUSHLOGとセンサ間配線の無線化を実現することも可能です。

ラインナップ

型番 概要
QM30VT2 RS-485/Modbus RTU対応|振動・温度センサ|アルミニウムハウジング|保護構造:IP67|ケーブル:2 m
QM30VT2-SS-9M RS-485/Modbus RTU対応|振動・温度センサ|ステンレスハウジング|保護構造:IP69K|ケーブル:9 m
GW-404 遠隔監視システム「PUSHLOG」

詳細情報

振動センサ2.jpg
■予兆保全

予兆保全とは、モータなどの重要な部品の状態を把握することで設備のメンテナンス需要をより正確に予測し、予防保全に必要なコストや事後保全に必要なダウンタイムを最小限に抑える保全活動のことです。

【予防保全】
機械の製造元が提供する定期的なメンテナンス計画やベテラン工員の勘や経験に頼って問題が起こる前に点検や交換を行う保全活動のことです。
従来、プラント管理者は計画的かつ定期的に部品交換や点検を行っていました。ただしこのメンテナンス計画は機械が消耗する時期の見積もりにすぎず、実際の状態を把握しているわけではありません。
また多くの場合まだ使える部品を交換しており、コスト増加につながっています。

【事後保全】
機械が故障してしまった後に生産設備を停止し、交換と修理などを行う保全活動のことです。
機械は軽微な不具合が蓄積して突然故障してしまうことがあります。
そうなると事後保全が必要となり、予期せぬダウンタイムが発生します。
予期せぬダウンタイムは生産計画に影響を与え生産効率を下げます。

予兆保全はこれらの問題を回避し、時間とコストを節約するのに役立ちます。
振動センサ.jpg
■振動・温度センサのご提案

状態監視は、機械のパフォーマンスの変化を識別できるようにすることで予兆保全において重要な役割を果たします。

【振動の監視】
機械の状態を把握する上で非常に重要な要因の1つが振動です。機械の振動は多くの場合、不均衡や不整合、部品の緩み、摩耗などによって引き起こされます。
機械の振動が大きくなると、最悪の場合機械が故障する可能性があります。振動の発生源となるモータやポンプ、コンプレッサなどの振動状態を監視することで機械が故障する前に問題を検出し、計画外のダウンタイムの発生を減らすことができます。

振動センサーは通常、RMS速度を測定します。RMS速度は機械の広い範囲の周波数にわたって振動の最も均一な値を提供し、機械全体の状態を示します。

【温度の監視】
もう1つの重要な要因は温度変化、つまり過熱です。
ほとんどの場合、振動の発生源となる電動機では熱も発生しているため温度変化を監視することで予兆保全に役立てることができます。

タークの提供する振動センサはこの振動と温度を同時にモニタリングします。

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