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それ同等ですか?浸透性コンクリート表面強化剤の違い

最終更新日: 2024-04-03 09:35:01.0
数多くの浸透性強化剤が、様々な会社から発売されていますが、どれも同じではありません。その選び方のポイントをお伝えします。

◆浸透性コンクリート表面強化剤の種類

1.珪酸ナトリウム系
もっとも一般的なタイプで、昔から使われており、実績豊富なタイプです。新設コンクリートのみならず、空隙率の大きい古いコンクリートにも使えます。
ただし、白華(エフロ)が出やすいため、施工工程において湿式洗浄が必要になります。施工後、時間をかけて結晶化を起こすので、徐々に光沢感が出てきます。
弊社製品:シールハード、ケムハード

2.珪酸リチウム系
この10年で普及してきたタイプで、空隙の少ないコンクリートに向くため、主な用途が新設の緻密なコンクリートです。珪酸ナトリウムと異なり白華の原因になることがなく、施工は比較的簡単です。結晶化のスピードも珪酸ナトリウムより速いです。
原材自体が高価で、珪酸リチウム系製品は珪酸ナトリウム製品よりも高価です。
弊社製品:ライオンハード

◆浸透性強化剤はどれも同じではありません
タイプが同じでも製品毎に、性能の高い・低い、効果が長持ちするもの、短期間で効果が無くなるものなど、様々です。

◆ただ塗るだけでは十分な効果が出ません
ポイントは施工の際に【湿式洗浄】が含まれているかどうか

基本情報

◆シールハード
日本での提供を始めた1994年以来、多くの採用実績で、今なおトップレベルの防塵・耐摩耗性を誇る珪酸ナトリウム系の浸透性コンクリート表面強化剤です。製品自体の強化性能が高い反面、副作用で白華しやすいため、現場のコンクリート状況に応じて適正な施工することが必要です。

◆ケムハード
基本的な防塵性・耐摩耗性の珪酸ナトリウム系強化剤です。

◆ライオンハード
珪酸リチウム系の強化剤です。白華の恐れが無いため、着色コンクリートや雨がかりのある場所への使用に適しています。

いずれのタイプもその特性を知った上で、適正な施工を行わないと、【ただ塗るだけでは十分な効果が出ません】。

上記3製品及び他社製品も含めて、浸透性強化剤共通として、塗布前の下地処理には、湿式洗浄が必須です。
表層にレイタンスやホコリなど、浸透性強化剤の浸透を阻害する物質が残っていると、本来床表面内部に浸透させるべく塗布・散布した強化剤も、それらの阻害物質に無駄に消費され、適切に浸透しません。

製品選び・施工業者選びの際には、施工仕様において【湿式洗浄の有無】を確認いただくと有効です。

価格情報 製品及び施工仕様により価格は異なります。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
納期 お問い合わせください
型番・ブランド名 LATICRETE International, Inc.
用途/実績例 ◆シールハード
物流施設、公共施設、商業施設など多くの物件に採用されています。
昨今はポリッシュコンクリート仕様も人気です。

◆ケムハード
大型物流施設建設で、コンクリート打設後の湿潤養生や床管理をしっかり行う場合に適しています。

◆ライオンハード
塗布後の残留除去洗浄が不要なため、十分な施工工期が設けられない場合に適しています。また、着色コンクリートや雨がかりのある箇所にも適しています。

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