富山県富山市にある「NIXストリートスポーツパーク」
北陸で大規模なパークとして開設され、東京オリンピック銅メダリストを輩出するなど有名なパークです。
しかし開設3年目から路面の損傷が激しくなり、
8年目にはアスファルトと変わらない路面の悪さから
「良い設計のパークだけど路面が最悪」と評判が悪くなりました。
改修工事では、
米国製の大型研磨機を使って荒れたコンクリート路面を削り、
凹んだところは屋外でも使用できる米国製の特殊樹脂を充填し、
平滑面をつくり、更に浸透性表面強化材「シールハード」と
吸水抑制剤「アクアペル・プラス」で耐摩耗性と雨水耐性を向上させた
仕上を行いました。
ツルツルな表面によみがえっただけでなく、
耐摩耗性・雨水耐性のある長寿命な路面に仕上がりました!
北陸は特に降水量が多い地域であるため、
コンクリートパークではこのような仕様が大切です。
施工後はローカルスケーターである
パリ五輪に出場する中山楓奈選手に「本当に滑りやすくなった!」と
インスタグラムで告知していただきました!
基本情報
シールハード スケートパーク改修仕様
・路面コンクリート研削:アメリカSTI社製の大型研磨機を使用して表面の凸凹を削ります
・目地部段差解消研削:段差のついた目地部分も中型研磨機を使用して高い方を削り、高さを揃え段差を解消
・目地埋め補修:幅10~20mmほどあった目地も、アメリカ製の早強補修モルタル材を充填
・路面凹み部樹脂充填補修:表面を削ってもなお凹んでいる箇所には、アメリカ製の特殊樹脂をコテ塗り
・路面コンクリート仕上研磨:滑らかな表面にするために仕上研磨
・浸透性表面強化材シールハード塗布:耐摩耗性を向上させスケボー滑走での摩耗にも耐えられる表面に
・浸透性吸水抑制剤アクアペル・プラス塗布:雨水の浸透を抑制し、雨水による表面劣化を防ぐ
・スケートボード試走確認:仕上がった表面がスケートボード滑走に必要なグリップ感があるか、スケボーで実走し確認
浸透性コンクリート表面強化材は雨に弱く、屋外での効果が低いのが弱点でした。そこで、ダイヤモンド研磨と、吸水抑制剤「アクアペル・プラス」を組み合わせることにより弱点を解消し、スケートパーク専用仕様として開発した【特許出願中】の工法です。
価格情報 | 表面の荒れ具合や、施工面積により価格が異なります。 詳しくはお問い合わせください。 |
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納期 |
お問い合わせください
※ 施工時期や施工面積により工期が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。 |
型番・ブランド名 | シールハード スケートパーク改修仕様 |
用途/実績例 | NIXストリートスポーツパークと同じ、「シールハード・スケートパーク改修仕様」で路面改修したスケートパーク ・東金沢スポーツ広場スケートパーク(石川県金沢市) ・佐世保公園 スケートボードパーク(長崎県佐世保市) ・長尾スケートパーク(香川県さぬき市) ・すみだスケートボードパーク(東京都墨田区) 改修ではありませんが、「シールハード・スケートパーク新設仕様」で路面仕上をしたスケートパーク ・グリーンパークだいもんスケートボード広場(富山県射水市) ・タイガーラックスケートボードパーク長居(大阪府大阪市) ・東洋炭素アーバンスポーツパーク丸亀(香川県丸亀市) ・日東シンコースタジアム丸岡スケートボード広場(福井県坂井市) ・石岡スケートボードパーク(茨城県石岡市) |
詳細情報
シールハードの効果で劣化していたコンクリートが徐々に硬く変質していきます。
シールハードは非塗膜性の浸透型のため剥離することはありません。
ただし、浸透性強化材は雨水に弱く、雨水にさらされると浸透成分が、雨水に溶けて流失します。
関連カタログ
CAD図ダウンロード
型番 | 概要 | CADダウンロード |
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スケートパーク路面仕様標準図 | 【シールハード スケートパーク仕様】は、次の1~4の施工ステップで提供する工法です。【特許出願中】 ◆1. コンクリート研削(改修のみ) ◆2. コンクリート研磨 ◆3. 浸透性表面強化剤 シールハード ◆4. 吸水抑制剤(撥水剤) アクアペルプラス 今までの実績を基に作成した路面仕様書となります。 是非今後のスケートパークを設計する際にコピーしてご活用ください。 |
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ウィルビー株式会社 建材事業本部