株式会社吉田SKT

フッ素樹脂コーティング 「非粘着性と撥水の関係とは?」

UPDATE   最終更新日: 2024-11-18 08:06:45.0
【機能解説】くっつきのメカニズムを知れば、ベストな離型と表面処理がみえてくる!表面エネルギーと撥水性|非粘着性と撥水性の関係とは

フッ素樹脂コーティングが撥水する理由は?
表面エネルギーと非粘着と撥水の関係をご紹介します。

■水滴と表面エネルギーの関係
フッ素樹脂コーティングの表面が水を弾くのは、水の表面張力が強く働くからです。
粘着物でも同じ原理が当てはまります。言い換えると、「濡れにくい=粘着しにくい」ということです。
液体の表面張力の働きには、固体の表面自由エネルギーが強く関わっています。表面自由エネルギーは、接する相手の分子を引き寄せようとする力です。

水は、油に比べて表面張力が高い物質です。同じ表面自由エネルギーの固体に接した時、油のほうがなじんで濡れやすく、水のほうは弾いて濡れにくいということが起きます。

固体の表面自由エネルギーが接する液体のものより小さく、かつその差が大きいほど、液体が濡れにくい(くっつきにくい)くなります。

フッ素樹脂コーティングの表面は、表面自由エネルギーが非常に小さいため、水だけでなく油も弾きますし、くっつきが起こりにくい表面なため離型を目的とした表面処理として有効なのです。

詳しくは下記リンクより吉田SKT公式サイトをご確認ください。

関連動画

基本情報

表面自由エネルギー比較 ( dyne/cm)
■液体         ■ 固体
水       72.8 | ナイロン6.6    46
オリーブオイル 35.8  | ポリエチレン   31
エタノール    22  | シリコーンゴム  20 
IPA       21  | PTFE    18.5

表面エネルギーの差が大きいほどなじみにくいと言えます。
テフロンコーティングのフライパンに水を垂らした場合と、油を垂らした場合で、液体が丸くなりにくいのは、油の表面エネルギーが小さいため、テフロンコーティングの表面エネルギーと差が小さくなるためです。 

吉田SKTでは、非粘着性、撥水性に優れた表面処理を多数ご提案。表面処理、コーティングをご検討の際はぜひお問い合わせください。

※詳しくは”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 吉田SKTでは、非粘着性、撥水性に優れた表面処理を多数ご提案。
表面処理、コーティングをご検討の際はぜひお問い合わせください。

お問い合わせ

下記のフォームにお問い合わせ内容をご記入ください。
※お問い合わせには会員登録が必要です。

至急度  必須
ご要望  必須
目的  必須
添付資料
お問い合わせ内容 
【ご利用上の注意】
お問い合わせフォームを利用した広告宣伝等の行為は利用規約により禁止しております。
はじめてイプロスをご利用の方 はじめてイプロスをご利用の方 すでに会員の方はこちら
イプロス会員(無料)になると、情報掲載の企業に直接お問い合わせすることができます。
メールアドレス

※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。

株式会社吉田SKT