米倉製作所　事業紹介「試験機メーカーとしてさまざまな課題に応えます」

【事業紹介】
〇材料・製品試験機
　→多様なニーズに基本技術の高さでお応えします
　→引張・圧縮・曲げ・剥離・衝撃・摩耗・摩擦など、多様な試験機械にこまやかに対応
〇特注試験機「オリジナル試験機を製作」
　→世界に一つのオリジナル試験機を作製
〇IRイメージ炉「高温下での挙動をリアルタイムで実験・観察」
　→高温状態を卓上で観察でき、機械検査の新たな分野を開拓
　→加熱・熱処理などの試験における、その場観察・高温観察のための各種装置を提供
〇システム・ソフト開発「データの処理をデジタル化」
　→ヒューマンエラーをなくし、作業効率化を目指す
〇ミニマルファブ「省エネ・省スペース・低コストの半導体製造の技術」
　→省エネ・省スペース・低コストの半導体製造の技術
〇AE関連製品「装置や設備の破損や異常をリアルタイム検知」
　→部品・材料の疲労・損傷・不良をリアルタイム把握
　→機械や装置、各種材料が引張・圧縮など外圧が加わった時にかすかに発生している「弾性波」の計測から、装置の疲労度合いや製品不良を発見

詳しくはお問い合わせください。研究者目線でご相談にのります。

[ 基本仕様 ]
デジタル表示器：持上げ高さ表示
力計：フォースゲージ
落下機構：重錘自然落下方式

[ 試験対象例 ]
プラスチック材料/硬質フィルム/化粧合板/高分子材料/炭素繊維強化プラスチック/ヘルメット/チェン/高強度・高弾性率のアラミド繊維

[ 事例　過去実施準拠規格 ]
JIS B7756 高分子材料用衝撃試験機－計装化装置
JIS T8131:2010　作業用安全帽　衝撃吸収性試験、耐貫通性試験
JIS K7085 炭素繊維強化プラスチックの多軸衝撃試験方法
ASTM D3763 Standard Test Method for High Speed Puncture Properties of Plastics Using Load and Displacement Sensors
ASTM D695 Standard Test Method for Compressive Properties of Rigid Plastics　など…

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

米倉製作所は、大阪にある[試験機専門メーカー]です。横浜にも支店があり、全国のお客様に試験機をお届けしております。

1980年に設立され、当時から試験機を製造してまいりました。産業・工業、大学・学術研究といった幅広い分野で装置を提供し、装置の設計・開発・製造及び保守・点検、修理まで一貫して行うことが出来る体制です。
6つの事業を行い、基礎的な試験機から完全オリジナル試験機まで製作(詳細は下記掲載)しています。これからも米倉製作所は、品質の向上や安全・技術発展につながるBest Formationで製品づくりを進め、お客様と社会の未来に貢献できるよう努めてまいります。

≪特徴≫
1. 従業員は約40名と規模は小さいが、確かな技術力で世界中へ試験機を製作
2. 各種大手メーカーや研究機関から寄せられる要望に応えるため、ほとんどがカスタマイズ製品
3. 試験機は、開発から製造を一貫して自社で行い、大阪からお届け
4. 社員を研究機関や大学に派遣し、最先端の現場で得た知識や技術、アイデアを取り入れ、大学との共同開発も
5. お客様と設計・製造者の距離が近く、細やかなご要望まで対応

▼米倉の特注試験機の特徴▼
≪蓄積されたノウハウ≫
1980年の設⽴から試験機をつくり続けており、蓄積されたノウハウと、この世にない世界に1台のオリジナル試験機を作製してきた技術力と実績があります
≪ご要望のカスタマイズに合わせて設計≫
弊社は設計やソフト開発を自社で行っており、装置の規格がある製品はそれに合わせ設計しますが、その他の作業動作や、使用方法に合わせてカスタマイズできる部分はカスタマイズ可能です
≪自社開発ソフトと合わせて使いやすく≫
電気回路の設計やソフトも自社で行っており、データ処理や上位伝送などの技術もご要望があれば組合せ、お客様のさらなる使いやすさを追求しております

▮米倉の行動指針
私たちは以下の考えを大切に試験機を作成しています
・常日頃から知識と能力の向上を計画し、その成果をもってお客様の要求を追求します
・経験と現状に安住せず、ユーザーの声を重視して果敢に挑戦し、
世界に発信できる製品開発を計画し歩み続けることで安全社会に貢献します
・材料試験機のメーカーとして、皆さまからより一層の信頼をいただけるよう、真摯に取り組んでいきます

▼米倉の特注試験機の特徴▼
≪蓄積されたノウハウ≫
1980年の設⽴から試験機をつくり続けており、蓄積されたノウハウと、この世にない世界に1台のオリジナル試験機を作製してきた技術力と実績があります
≪ご要望のカスタマイズに合わせて設計≫
弊社は設計やソフト開発を自社で行っており、装置の規格がある製品はそれに合わせ設計しますが、その他の作業動作や、使用方法に合わせてカスタマイズできる部分はカスタマイズ可能です
≪自社開発ソフトと合わせて使いやすく≫
電気回路の設計やソフトも自社で行っており、データ処理や上位伝送などの技術もご要望があれば組合せ、お客様のさらなる使いやすさを追求しております

▮米倉の行動指針
私たちは以下の考えを大切に試験機を作成しています
・常日頃から知識と能力の向上を計画し、その成果をもってお客様の要求を追求します
・経験と現状に安住せず、ユーザーの声を重視して果敢に挑戦し、
世界に発信できる製品開発を計画し歩み続けることで安全社会に貢献します
・材料試験機のメーカーとして、皆さまからより一層の信頼をいただけるよう、真摯に取り組んでいきます

【仕様】
《引張モジュール》
　荷重容量：2kN（200kgf）または5kN（500kgf）
　試験速度：0.001～10mm/min
　試験片有効長：最大60mm

《加熱炉》
　加熱方式：赤外線2楕円筒集光加熱方式
　温度範囲：60～最大1500℃
　温度制御：デジタルプログラムPID-SCR制御

《観察》
　対物レンズ：長作動型（×5、10、20、50）、低倍率ズームレンズ、倍率可変型マイクロスコープ
　雰囲気：大気中、ガスフロー中、真空中
　XYステージ：X軸 ±50mm／Y軸 ±10mm

※詳しくは資料をご覧ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。

[準拠規格]
JIS B7722 / JIS Z2242

[基本構成]
ボディー本体/アンビル/ハンマー(振り子)/安全保護カバー/モーター式持上げ機構/操作盤/目盛盤*
*ご要望の使用によっては変更される可能性があります。

[重量](金属向け)
300J/500J/800J

[外観寸法]　大きさ(カバー含む)　重量
300J W2100×D1200×H2050mm　約650kg
500J W2100×D1200×H2100mm　 約1000kg
800J W2100×D1200×H2100mm 約1200kg

[オプション例]
ベースプレート/ハンマー落下防止機構/試料位置決め機構/試料回収コンベア/計装化/データ回収装置/デジタル角度表示器/データ上位伝送システム
試料の自動搬送/自動バリ取り機構/恒温槽

温度範囲：RT±20~1200℃
温度制御精度：±1℃(温度プロトコルに対して)
昇温スピード：MAX300℃/min

コインセルホルダ：4スロット(同条件で加熱/測定可能)
構造：コインセルの上下に電極を取り付けた状態で加熱
コインセル径：Φ20~Φ8mm

加熱方式：光集光加熱

【加熱テスト手順】サンプルをホルダへセット→石英管内を密閉→そのまま外へ出す→加熱装置へセットするだけ

■仕様
温度範囲：RT～1300℃（サンプルの熱容量等に依存します）
雰囲気：真空排気後高純度ガス中・ガスフロー中
到達真空度：10Pa程度～（ポンプの能力に依存します）
真空引口：NW25
試料ステージ：□100mm
加熱方式：赤外線ランプ発光・反射集光加熱
冷却方式：ランプオフによる自然冷却（オプションで急冷有り）
加熱特性：1000℃まで20秒以内（サンプルの熱容量に依存します）
安全対策：標準装備：炉体外壁温度センサー・温度偏差
オプション：過昇温

■オプション
・真空排気装置
ロータリーポンプ～ターボポンプ迄、ご希望の真空度に合わせて選定可能
・ガス導入装置
浮き子式流量計～マスフロー等も選定可能
電磁弁のON、OFFにより指定したタイミングでガスを入れたりガスの切り替え
・ガス冷却機構
急冷ノズルを使用してサンプルに直接ガスを当てる
電磁弁のON、OFFにより指定したタイミングで急冷を行う

弊社が販売しているIRシリーズのデモ機を利用し
高温観察を体験できる測定です

IRシリーズの炉は密閉構造のため、雰囲気操作を行った環境下で*
IR-18SPの場合、最高1700℃を出すことができます*

実際に行った実験の動画や試験プログラムを確認し試験対象の変化をリアルタイムで捉えます
*使用する装置はデモ機ですので、ご要望によっては対応いたしかねる場合がございますので、詳細はお問い合わせください
*試験片の熱容量によって変動する可能性があります

▮装置仕様
加熱温度　　　　MAX1700℃
加熱速度　　　　50℃/sec
温度精度　　　　±１℃以内
雰囲気　　　　　大気中、真空中、ガスフロー
サンプルサイズ　ご相談ください
観察倍率　　　　マクロ～1000倍程度

▮高温観察事例
金属　　　溶融/相転移/粉末冶金のプロセス
ろう材　　溶融挙動
セラミック　焼結/マイクロクラック発生
はんだ　　溶融/濡れ性
ガラス　　溶融/再結晶化

ー自由かつ独創的な開発をラボアトリエで生み出すー
イタリアでは、小さな企業が驚くほど高精度な精密機械を生みだし、大量に海外へ輸出しています。その創造の源である「自由闊達な雰囲気」を、21世紀の中小企業を目指す当社のモノ作りの現場にも採り入れたい…そんな発想から、米倉製作所の本社屋はイタリアのラボ・アトリエ（実験工房）を志向して建設されました。
そして、そこから次々と独創的な各種高機能試験機器が生まれています。

≪米倉製作所の特徴≫
1980年の設立から試験機に特化した専門メーカーとして技術を追求しており、最適な製品とサービスを提供するよう心がけています。業界限らず、様々なお客様の要望に応え、材料試験機や特注試験機等を作製しており、最先端の研究で使用されるものから、日常の試験まで、今まで培ってきたノウハウを生かし、あらゆる課題に応えます。

装置製作の際はソフト・電気・機械の部署がつねに連携し、意見を出し合っています。特定の条件をクリアするための現場の要望をフィードバックし、部署全体で最適の測定器を提供することを心がけています。

■ 対象試験　クリープ試験／リラクゼーション試験／繰り返し疲労試験
■ 対象材料　高分子材料や金属など
■ 対応規格例　金属：JIS Z2271／樹脂：JIS K7115,K7116／CFRP／FRP：JIS K7087等
■ 試験機本体
負荷方式：サーボ電子式
負荷モーター昇降制御：UP/DOWN
負荷容量：10kN（ロードセル検知）
■ 伸び計測
伸び測定方式：エンコーダー
最大変位量：最大変位量160mm（クロスヘッド移動量検知）
変位分解能：0.01mm
■ チャック
試料掛け数：多連式　※ 管状炉の場合は一連式となります
チャック形状例：　引張 ：くさびタイプ　バイスタイプ
　　　　　　　　　圧縮／曲げ：圧縮盤　3点曲げ　4点曲げ
■ 温度槽
管状炉：温度範囲　600～1000℃
恒温槽：湿度範囲　－40℃～180℃　50℃～200℃
恒湿槽：温度範囲　20～95℃／湿度範囲　20～98％（湿度条件に一部依存）

※ その他、規格や特注機のご要望、各種容量、設置スペース等は、お問い合わせください。
※ 仕様は試験内容によって、変更する可能性があります。

▼その他▼
▮試験結果の自動合否判断
測定情報や算出項目を、JISや社内独自の規格の判断基準に合わせ予め設定しておけば、試験結果が合格かどうか、試験後すぐに判断してくれるようになります。判断結果は、随時お知らせし、確認することが出来ます。

▮変更ログを残したり、パスワードを掛けたりすることも
改ざん防止等の観点から、試験結果を変更できないように、パスワードを設定することが可能です。試験設定の部分にもカギをかけることができ、試験後には変更できないようにしたり、変更時にはログを残すようにしたりすることが出来ます。

▮即時、成績書発行機能
試験結果はもちろん、条件リストやその詳細を印刷することが可能です。希望の形式に合わせて、設計致します。

弊社のソフトは以下のことについて、取り組んでいます。
・改ざんなどコンプライアンス上の問題のリスク軽減
・ミスや作業時間の軽減
・保存用紙などの資源の削減
・管理における工程や負荷を削減

その他様々なシステムもご用意しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

【仕様例】
《 椅子強度試験機 （一連式）》
■参考規格：JIS S1206「7.2.1座面前縁の静荷重試験」、「7.2.2座面及び背もたれの複合性荷重試験」、「7.3.1座面及び背もたれの耐久性試験」など
■負荷方式：サーボモータ式
■負荷力：座面：2kN　背面：1.5kN
■負荷方向：座面：垂直下方向のみ　背面：水平位置～45°下方まで調整可能
■負荷ストローク量：座面：100mm　背面：500mm
■ストローク測定：モータパルスエンコーダ式
■負荷機構移動：昇降・椅子ベース：モータ式　横行/前後：手動移動後クランプ固定
■試験モード：座面繰返し試験、座面押し＋背面繰り返し試験、座面＋背面繰返し試験など
■想定設置寸法：約 W1300×D1900×H2300mm 　約1600kg
■オプション：データ処理ソフト(試験条件作成・データサンプリング・試験撮影など)

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。