熱伝導率が静止空気よりも低く、セラミックファイバーやケイ酸カルシウムといった一般的な断熱材に比べ数倍の断熱効果
<特長>
1. 熱伝導率が0.021W/m・Kと静止空気よりも低く、セラミックファイバーやケイ酸カルシウムといった一般的な断熱材に比べ数倍の断熱効果がある。
そのため、一般的な断熱材に比べ断熱材の厚みを薄くすることが可能になり、装置を小型化することができる。
2. 温度依存性が極めて低く、使用温度が上昇しても熱伝導率の変化が少なく、断熱効果があまり変わらない。
3. 超微細なヒュームドシリカと赤外線を透過させない物質で構成され、更に空気分子の運動を規制する微細なマイクロポアー構造を有しているため、単に空気を取り込むこれまでの断熱材とは異なり、「固体の伝熱」、「空気分子の移動」、「赤外線の透過」といった熱の移動をコントロールし、熱伝導率は静止空気を凌ぐ0.021W/m・kを達成している。
4. 柔らかく、壊れやすい材料なので構造材としての使用は難しいが、外部からの圧力が無ければ変形しない。
WDS ウルトラは板状で柔軟性はありません。
WDS ラムダフレックススーパーは柔軟性があるので曲面に取り付ける場合に適します。
<加工>
図面をいただければ穴あけ・切欠などの加工を行い完成品で納入します。
カッターナイフなどでも簡単に加工できますが、柔らかく、壊れやすく、粉っぽい材料ですので加工の際には取り扱いにご注意ください。
<被覆>
粉塵対策、作業性向上対策のためにWDSの表面をアルミ箔、ポリエチレンフィルム、セラミックペーパー、金属箔などで被覆することができます。
<取付>
WDSに穴をあけてボルトで取り付ける、金属などのカバーの中に入れるなどの取付方法が一般的です。
接着は加熱後にはがれる可能性が高いです。
<用途>
炉、ヒーター、製鉄設備、燃料電池、蓄熱ヒーターなど工業用断熱材として製造業全般で使用されています。
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用途/実績例 |
炉、ヒーター、製鉄設備、燃料電池、蓄熱ヒーターなど工業用断熱材として製造業全般で使用されています。 |
詳細情報
WDSアルミ箔被覆品
粉塵対策、作業性向上対策のためにWDSの表面を アルミ箔、ポリエチレンフィルム、セラミックペーパー、金属箔などで被覆することができます。
計測機器保護容器(WDS ULTRA)
計測機器保護容器をWDS ULTRAで製作したものです。
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WDS ULTRAで製作した大型装置の曲線部の断熱材です。
各種炉の断熱材(WDS ULTRA)
WDS ULTRAで製作した各種炉の断熱材です。
セラミックペーパーでWDS ULTRAを被覆した部品
セラミックペーパーでWDS ULTRAを被覆した部品です。
WDS ULTRA(ウルトラ)素材/加工品
WDS ULTRA(ウルトラ)の素材と加工品です。
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WDS Lambdaflex super(ラムダフレックススーパー)のアルミ箔被覆品です。
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鉄鋼業の溶鉄容器にLambdaflex superを取り付けているところです。
関連ダウンロード
高機能断熱材WDS
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