株式会社アントンパール・ジャパン

ICP前処理 環境分析:マイクロ波装置によるフライアッシュからの酸抽出での水銀回収の手法

最終更新日: 2021-07-02 14:28:37.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

フライアッシュ、ボトムアッシュ、 基準物質である「Fly Ash」BCR - 176Rとの比較データ
水銀とヒ素は、揮発性元素として失われる可能性があるため、フライアッシュからルーチンで測定することが難しい元素です。一方、水銀には認証標準物質がないため,サンプル前処理メソッドの評価にも支障をきたしています。
SmartVentテクノロジーを用いた容器システムの場合、水銀のような潜在的に揮発性の元素を完全に回収できることを証明することが重要です。
そこで、Rotor 12HVT50を搭載したMultiwave GO / Multiwave GO Plusによる酸浸出からの回収率を、Rotor 8SXF100を搭載したMultiwave 3000システムと比較しました1。これは水銀やヒ素を完全に回収できることが実証されている、完全密閉型のシステムです。
Multiwave GO / Multiwave GO Plusに搭載されたRotor 12HVT50の圧力作動式ベント容器を使用すれば、密閉された高圧容器と同等の品質で、水銀、ヒ素、その他の環境関連元素の確実な浸出を実現することできます。

関連情報

マイクロ波試料前処理装置 Multiwave GO Plus
マイクロ波試料前処理装置 Multiwave GO Plus 製品画像
寸法 : 360 x 530 x 365 mm (W x D x H)
重量 : 30kg
電源 : AC 230 V ± 10% 50/60 Hz
消費電力 : 2680 VA

【従来機より、マイクロウェーブ出力が向上しました】
アントンパール社には、前処理装置トップメーカーとしての40年以上にわたる実績があります。
最新の技術革新を取り入れたMultiwave GO Plusには、アントンパール社のエンジニアリング技術が結集されています。

新設計の画期的なダイレクトマルチモードキャビティーは、モノモードとマルチモードマイクロ波の長所を兼ね備えています。モノモードのシステムとして、マイクロ波がダイレクトにサンプルに向けられるため、非常に効率的な加熱が可能です。
試薬の自動分注装置:元素分析前処理、マイクロ波酸分解、フッ酸等
試薬の自動分注装置:元素分析前処理、マイクロ波酸分解、フッ酸等 製品画像
分析作業の自動化に際し我々が最も重要視しているのが、各現場によるニーズをいかに汲み取るかです。
分注業務全体の自動化も可能ですが、導入コストも高くなり、それだけ導入までの時間的、費用的なハードルが高くなります。日常的に行われている業務課題にいち早く対応するために、まずは、リスクの高いフッ化水素酸のみの添加装置をご提案することも可能です。
また、分注方法についても、ポンプだけでなく、既存のSOPに対応するためにピペットとチップを使用したスタイルを再現することも可能で、ユーザーごとの要望にきめ細かく対応します。

お問い合わせ

下記のフォームにお問い合わせ内容をご記入ください。
※お問い合わせには会員登録が必要です。

至急度  必須
ご要望  必須
目的  必須
添付資料
お問い合わせ内容 
【ご利用上の注意】
お問い合わせフォームを利用した広告宣伝等の行為は利用規約により禁止しております。
はじめてイプロスをご利用の方 はじめてイプロスをご利用の方 すでに会員の方はこちら
イプロス会員(無料)になると、情報掲載の企業に直接お問い合わせすることができます。
メールアドレス

※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。

株式会社アントンパール・ジャパン

カタログ 一覧(360件)を見る