最終更新日:
2022-02-04 16:29:40.0
上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
塩水中の溶存酸素(DO)を測定時、塩分濃度を正しく補正する必要があります。弊社製品はこの塩分濃度を簡単に補正することができます。
塩分濃度補正により、あらゆる種類の塩水関連アプリケーションにおいて、正確で信頼性の高いDO濃度モニタリングが可能になります。
海水淡水化 – 濃縮液のモニタリング
一般的に海水は加熱脱塩処理を行いますが、世界的に最も一般的なプロセスは多段フラッシュ(MSF)蒸留蒸留です。
このような施設では、環境への影響を低減して規制要件を満たすために、濃縮液の酸素濃度を排出地点の海水と同じにする必要があります。 そのため、濃縮液にエアレーションやインラインエアースパージングを行い、必要に応じて酸素を添加しています。濃縮液中のDOレベルは正確にモニタリングする必要があります。
腐食対策
腐食とは、溶存酸素によって促進される金属の酸化を伴う複雑なプロセスです。海水による腐食の対策に関しては、温度、pH、塩化物、DO濃度の4要素を考慮する必要があります。これらのパラメータは、ほぼすべての種類の金属の腐食速度を制御します。腐食しやすい材料の腐食を防止・抑制するには、コーティング、カソード防食、DO濃度の低減など、さまざまな手段を講じることができます。