測定範囲 : 0-100%
温度範囲 : 0-100℃ (他のレンジについては応相談)
精度 : 0.06%
上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
硝酸濃度を管理することは、高い製品品質に重要です。 密度センサL-Dens 7400と音速センサL-Sonic 5100で実現
硝酸は1908年からオストワルト法によって工業的に製造されています。これは、アンモニアを触媒で酸化させる方法です。まず、アンモニアと空気の混合物を、接触炉に設置された高温の白金ロジウム網(触媒) の中を高速で通過させます。800°Cで一酸化窒素を発生させた後、50°C以下まで冷却します。これは酸化塔で過剰な酸素で酸化して二酸化窒素となり、吸収塔で水と反応して60%前後の硝酸となります。硝酸は、蒸留で最大68%まで濃縮することができ、これは最大沸点(122°C)の共沸に対応しています。硝酸マグネシウムMg(NO3)2で脱水すると、90%まで濃縮することが可能です。密度センサL-Dens 7400と音速センサL-Sonic 5100は、各種プロセス工程における様々な硝酸濃度を正確に測定・監視することができます。これにより、最高の品質が保証され、製造コストが最適化されます。
このオストワルト法の工程では、NO2とN2O4の両成分が吸収塔に流れ込みます。そこでは、上方から微細に分散した水が滴下し、下方から流入する2種類のガスと十分に接触します。
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株式会社アントンパール・ジャパン