株式会社アントンパール・ジャパン

冷媒中のオイル含有量をリアルタイムで監視するインラインOCR測定システム<アプリケーションレポート>

最終更新日: 2023-03-15 09:01:28.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

カタログ発行日:2023/3
空調システム及びコンプレッサー 冷凍サイクルのオイル濃度をリアルタイムで連続監視、ラボ分析の代替、高効率、高精度な測定
冷凍サイクルの効率化に欠かせないのが、使用する冷媒のオイル含有量で、オイル循環率(OCR)とも呼ばれます。
アントンパール社のプロセスセンサでOCRを正確に測定することにより、この重要なパラメータを進行中のプロセスでリアルタイムに直接、連続的に監視することができます。
複雑でコストのかかるサンプリングを行い、実験室で圧力ピクノメータを使用して測定していた作業を、インライン測定に置き換えることができます。
このように、アントンパール社のソリューションは、ラボのコスト削減と、冷凍回路内の最適なオイル含有量の効率的な設定に大きく貢献します。
冷凍サイクルの圧縮プロセスでは、R134a、R1234yf、R404、R32などの冷媒が使用されます。また、コンプレッサーの潤滑には、通常、ポリエステル油(POE)、ポリアルファオレフィン(PAO)、ポリアルキレン(PAG)などが必要です。
OCR測定における長年の経験から、アントンパール社はすべての冷媒と上記オイルを組み合わせたプロセスソリューションを提供することができます。
さらに、お客様固有の要件に応じたオーダーメイドのソリューションを開発することも可能です

関連情報

L-Sonic 音速式濃度センサー
L-Sonic 音速式濃度センサー 製品画像
音速度レンジ L-Sonic 5100 L-Sonic 6100 LS : 800 ~ 2500 m/s、 200 ~ 1、000 m/s
温度レンジ :-25 ~ 125℃ (非防爆仕様、T1-T4)、 -25 ~ 95℃ (T5)
SIP温度 :最大 145℃ (最大 30分)
保護等級:IP 66 / 67 / NEMA 4X (Ex-version: IP66 / NEMA 4X)
温度再現性:0.02 °C
接液材質:SST:ステンレス1.4404(SUS316L相当)、ROC:ロジウム(コーティング)、HAS:HASTELLOY HYBRID-BC 1 合金、MON:モネル400(設置アダプターのOリングはアダプターをご確認ください)例:EPDM70(O-ring 60x3 Varivent)、Nitril80(O-ring DN65 DIN11851)
供給電圧:SELV DC 24 V ± 20%
消費電力:max. 4W (Pico3000搭載時:max. 7 W )

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