株式会社アントンパール・ジャパン

プロセスセンサー:ワイン中の溶存二酸化炭素CO2 /酸素O2 を監視、制御

最終更新日: 2023-02-27 17:51:01.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

ワイン中の溶存酸素(DO)は、その酸化特性によって有害であると考えられています。そのため、高品質ワインの製造者は、酸素の含有量を
最小限にすることを目指し、瓶詰めの前にワインを脱気します。
また、CO2濃度は、コスト効率と安定した品質の実現、そしてスパークリングワインの発泡のために調整されます。アントンパール社のCO2/DO濃度監視用インラインセンサは、製造ラインに直接、簡単に取り付けることができ、製品中のガス含有量が目標に適合していることを確認できます。様々な濃度に対応する高精度で信頼性の高い監視が可能です。
ワイン製造は、ブドウをワインに変える一連のプロセスです。酸素の溶解は、ブドウの破砕や圧搾時、及びブドウ果汁を発酵タンクに注入する際に自然に発生します。酸素は、アルコール発酵の初期段階中に使い果たされます。ワイン製造の終盤では、酸素は望ましくありません。酸化によって品質が低下して賞味期限も短くなり、香りにも悪影響があるからです。このため、ワインは多くの場合、充填前に脱気されます。充填前に、発酵によって生成したCO2濃度(1~2 g/L)をターゲット値に調整します。ターゲット値(0.3~10 g/L)はワインの種類によって異なります。

関連情報

Carbo6100、 Carbo6300 飲料用CO2センサー
Carbo6100、 Carbo6300 飲料用CO2センサー 製品画像
測定範囲 0 ~ 12 g/L (0 to 6 vol)
精度   ± 0.05 g/L (0.025 vol)
再現性  ± 0.01 g/L (0.005 vol)
分解能  <0.01 g/L (0.005 vol)
測定間隔 4秒~
ライン圧 最大10 bar rel. (145 psi)
温度   - 3 ~ + 40℃、 凍結なし
洗浄温度 95 °C (max. 4 h):Carbo6100
     95 °C (max. 4 h)、 130 °C(max. 30 min):Carbo6300
環境温度 -20 ~ +50 ℃
Carbo5100 飲料用CO2センサー
Carbo5100 飲料用CO2センサー 製品画像
測定範囲    0 ~ 20 g/L (0 to 10 vol)
精度      ± 0.05 g/L (0.025 vol)
再現性     ± 0.025 g/L (0.010 vol)
分解能     <0.01 g/L (0.005 vol)
測定間隔    15秒~
内蔵ポンプ流量 0.8L/min(カットオフバルブ不使用時)
ライン圧    最大10 bar rel. (145 psi)
サンプル温度  - 5 ~ + 40℃、 凍結なし
洗浄温度    121 °C(max. 30 min)
環境温度    0 ~ 50 ℃

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