株式会社アントンパール・ジャパン

プロセス振動式密度計とは ~入門:密度センサーの測定原理比較~

最終更新日: 2024-05-28 10:37:14.0
市場に数あるプロセス用の振動式密度センサー。 どこが違うのでしょうか? お客様からの口コミも含めて比較してみました。

 「卓上型振動式密度計」はその測定方法についてJIS等で規格化(JIS Z 8804:2012、JIS K 0061)されています。しかし、プロセス用の “振動式密度センサー”については、測定原理は多種多様で、同じセンサーとは言えないのが実情です。
 アントンパールはこの振動式密度計を世界で初めて製品化しました。以来、卓上型の分析計も、プロセス用の密度センサーも同じ測定原理の製品を提供しています。
 高い製造技術が必要なセンサーですが、高い精度、長期安定性、メンテナンスフリーを実現しているのが特長です。
 一方、プロセス用の密度センサーの中には、“振動式密度計”をうたっていながら、この方式とは全く別の測定原理を有するセンサーが数々あります。これらのセンサーとアントンパールが提供するセンサーとは異なります。
 例えば、測定原理が異なるため、本来の振動式密度センサーが達成している「真の密度」の測定ができていなかったり、高い精度を示すことができません。また、プロセスセンサーに必要とされる 長期安定性 に欠けるため、長期ドリフトがみられ、定期的にずれてくるものもあります。
 現場でのゼロ調整も不要です。

関連動画

基本情報

 工程管理を任せるセンサーには目的に合わせて、十分な投資効果が見込めるセンサーを選定する必要があります。

◆振動式密度センサーチェックリスト

□ノーメンテナンスである
 アントンパールの密度センサーは メーカーによる定期メンテナンスが必要ないので、購入後は低コストで運用できます

□国内外で規格化された密度測定技術に基づいている
 アントンパールの密度センサーは JIS、ASTM、DINなど世界標準の密度測定技術を採用しています

□ドリフトがなく、長期間安定して使用できる
 アントンパールの密度センサーは 長期ドリフトがなく、安心して工程管理・自動制御に使用できるので、省人化に貢献します

□精度の確認ができる同じ原理の装置がある
 アントンパールの密度センサーは同じ原理の卓上分析計がラインナップにあるので、簡単に精度の確認、校正ができます

(このセンサーは、オンライン液体用振動式密度計・プロセス液体密度計・流体プロセス液体密度アナライザ・プロセス用精密密度センサです。また、真の密度が測定できるセンサーであり、コリオリ式・浮子式・質量流量式ではありません。)

価格情報 定価30~200万程度(型式、仕様により異なります)
納期 お問い合わせください
※ 2か月程度
型番・ブランド名 プロセス用振動式密度センサー L-Densシリーズ
用途/実績例 ・食品工場での密度、濃度、比重管理
・飲料工場でのBrix制御
・蒸留酒のアルコール濃度管理
・消毒用アルコールの測定(蒸留・加水工程)
・化学工場での各種薬液濃度(酸、塩基、溶剤)
・セラミックスラリーの固形分濃度測定
・金属スラリーの固形分濃度測定
・食品スラリーの固形分濃度測定
・モノマー、ポリマーの濃度測定
・石油精製工程の密度測定
・自動車研究開発でのオイル濃度モニター、燃費計測

ラインナップ

型番 概要
L-Dens7000シリーズ 本格派密度センサー。あらゆるシーンで活躍します
L-Dens3300 テストプラントや装置組込など、小型で簡単に使用できます
L-Dens2300 OEM向け密度測定モジュール。アントンパールの密度エンジンを御社の装置に

お問い合わせ

下記のフォームにお問い合わせ内容をご記入ください。
※お問い合わせには会員登録が必要です。

至急度  必須
ご要望  必須
目的  必須
添付資料
お問い合わせ内容 
【ご利用上の注意】
お問い合わせフォームを利用した広告宣伝等の行為は利用規約により禁止しております。
はじめてイプロスをご利用の方 はじめてイプロスをご利用の方 すでに会員の方はこちら
イプロス会員(無料)になると、情報掲載の企業に直接お問い合わせすることができます。
メールアドレス

※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。

株式会社アントンパール・ジャパン

プロセス機器の製品・サービス一覧(326件)を見る